2006年02月18日03:47 カテゴリAnnouncementiTech 「堀江メール」の真贋鑑定 以前一般論を「404 Blog Not Found:コンピューター・カウンターフィティング」で述べたのだけど、マスメディア数社から複数mailにて問い合わせがあったので、重複防止のため記す。 ヘッダーはどこ? 電子メールの真贋鑑定で重要になるのは、本文よりもヘッダーである。国会審議の様子(by asahi.com)を見る限り、MUA (Mail User Agent; Outlook Express, Becky!, Mail.app といった電子メールを読むためのアプリケーション)からそのまま印刷したようだが、これだと通常From:やTo:といったおもだったフィールドしか出てこない。実際にはReceived:など、MTA (Mail Transfer Agent; Sendmail,
このニュースを最初に聞いたとき、直感的におかしいと感じた。 直感的と言ってもそれなりに根拠はある。とにかく、冷静に考えれば考える程この件はおかしな事だらけだ。要領を得ない民主党の言い分も含め、ツッコミどころ満載。 とりあえず思いつくままに列挙してみよう。 1.そもそもなぜ「メール」なのか この疑問が私の中では一番大きいし、この1点だけでこれが「ガセ」だという確信に近い思いがある。 私自身、業務で頻繁にメールを利用しているが、その利点は言うまでも無い。「言質が残る」という点である。メールで残しておけば、後になって言った言わないと揉め事になる事が無い。逆に言えば、言質を残したくないやりとりにメールを使う事は個人的な感覚から言ってちょっと有り得ない。 自分が送信メールを削除したところで、相手には残る。万が一削除し忘れるリスクも考えれば、電話の方が遥かに安全だし理に適っている。 自らメール活用本を
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