一年ほど前、Twitterで佐々木俊尚が、 この酷い時代をサバイブするためには、ルールを学んで自分を高めなければならない。そういう至上命令が人々を覆っていて、それが勝間本や苫米地本のブームの素地となった と発言した。確かにそうだ。自己啓発本の流行とその社会的時代的背景としてのサバイブ主義は納得がいく。もちろんこの発言から1年たった今もサバイブ主義は蔓延している。 ちなむと、お気付きの通り、タイトルはisedの鈴木同様にウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」から取った。 「とりあえず就活に備えてこの資格とっておこう」という学生を知っている。中にはマニアみたいな「資格コレクター」もいて、もしこの方面がダメだったらのためにこれ、もしそれもダメだったときのためにこれ…とその熱意は飽くことを知らない。 かたやそういうコツコツ系に属さない学生は、学生団体を立ち上げ、インターンへ行き