大学ももう2年生となり、新入生を見るにつけ去年の自分そのもののようでなんだかひどく懐かしい。彼らのFaceBook、mixi、Twiter、そして現実での会話で、去年の自分たちがそうであったようにあいも変わらず発せられ続けているのは「リア充」という名の記号だ。 シニフィアンとしての「リア充」と「リア充爆発しろ」ゲーム 例えばmixi上でA子が「彼氏と一緒に制服ディズニー行ってきました★」みたいな恥ずかしいことを呟いたとする。その友達B子はコメントとして「うっわーリア充爆発しろー!」とか書き込んだりする。A子は返信として「いやいやリア充に爆発しろとか言われたくないしー!」とコメント。共通の友人C男が「二人とも爆発しろ!」と書くと、「ハイパーリア充C男の登場です」とD男がちゃかしたコメントを書く。この「リア充爆発しろ」ゲーム、ウェブ上か否かを問わず一度は経験、あるいは遭遇したことのある大学生が