JR四国(高松市)が来年4月から、吉野川の渓谷美を楽しめる観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を走らせることになり、5日、車両を公開した。 観光列車は3両編成で、土讃線の多度津駅(香川県)― 大歩危 ( おおぼけ ) 駅(徳島県)間を約7時間で往復。車でたどり着けない秘境駅「坪尻駅」(同県三好市)に停車し、奇岩や紅葉が美しい大歩危駅周辺では速度を落として景観を楽しめるようにする。 車両は、同社員の松岡哲也さん(48)がデザイン。1号車は緑(春)、2号車は青と白(夏と冬)、3号車はオレンジ色(秋)にして四季の移り変わりを表現した。 内装も「古民家で囲炉裏を囲むイメージ」(同社)に改造し、地場産品を使った料理を提供するという。全席指定で、乗車料は最大3740円。
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