タグ

2019年4月10日のブックマーク (2件)

  • 地理学の専門家が考える「グーグルマップ」の限界 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    公的なデータの中でも、早い段階から一般に公開されたのが地図に関するさまざまな情報(地理情報)だ。とくにデジタル化された地図は、地理情報システム(GIS)を用いることで紙の地図とは比較にならない新しい利用の仕方が生まれる。東京大学空間情報科学研究センター特任講師の瀬戸寿一氏は、地理学の専門家としてデジタルな地理情報の利用方法を研究する一方、全国の市民に呼びかけて、地図を基に自らの街や生活を豊かにする“参加型GIS”の普及・啓発活動を続けている。オープンデータを社会のイノベーションに結びつけていく方法を聞いた。 ―何がきっかけでGISの研究を始めたのですか。 「高校の社会の教員になりたくて、大学で地理学科を選んだんです。当時はGISという言葉はまだ一般的ではなく、ごく一部で『重要になる研究分野だ』といわれ始めたばかり。GISが科目になっておらず専門に教えられる先生もあまりいなかった。その時は自

    地理学の専門家が考える「グーグルマップ」の限界 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル

    仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。

    文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル