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ブックマーク / nosumi.exblog.jp (7)

  • STAP狂奏曲のエピローグ | 大隅典子の仙台通信

    昨日(12月19日)、STAP細胞検証実験の結果についての発表が為された。論文の疑義等について3月3日、11日と7月4日に日分子生物学会理事長としての声明を発し、8月26日付で文科省から「研究不正に関するガイドライン」が出された時点で、後は見守るしか無いと思ってきたので、1600個以上の細胞塊を移植してもキメラ胚ができなかったと知っても、特別な感覚は無い。自分の中で、STAP細胞は存在しないと納得したのは、もうずいぶんと前のことのような気がする。公表されている資料を見る限り、厳密なやり方で丁寧な実験が組まれ、きちんとその結果の記録が取られており、科学的な検証としては問題無いものと思う。監視体制の元で人に実験を行わせたことも、今回のケースではやむを得なかっただろう。 発端となったNature誌2の論文は7月4日の時点ですでに取下げられているが、では、どのような実験を元に(あるいは元にせ

    STAP狂奏曲のエピローグ | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2014/12/22
    「 科学者は自由な発想に基づく真理の探求という研究行為を社会から負託されている存在である。その自由を守るためには自らの行動を律することが必須であり、そうでなければ社会からの信頼を得ることができない。」
  • 小保方氏会見から得られたもの | 大隅典子の仙台通信

    一日は誰にも平等に24時間しかないので、何かに時間を費やそうと思ったら、他に削れる時間から取ってくるしかない。

    小保方氏会見から得られたもの | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2014/04/12
    「 もし「未熟な」小保方ユニットリーダーが主導して実験をしたのだとすると、どのような観点からユニットリーダーに抜擢されたのか」
  • 小保方さん関係(その8):「リケジョと割烹着」後日談【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信

    普段、科学に関心の無い方々まで巻き込むフィーバーはいずれ(オリンピックも開幕したし)収束するとは思っていましたが、さらにハイ・インパクトな話に持って行かれるというのは想定外でした。

    小保方さん関係(その8):「リケジョと割烹着」後日談【追記しました】 | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2014/03/23
    割烹着がメディア対策だったことに2月の上旬に既にふれている。
  • STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信

    11jigenさんの検証によりSTAP細胞に関するNature Articleの図に、筆頭著者の博士論文からの図がスキャンしてコピペされていたことがわかり、共著者である山梨大学の若山先生から「確証が持てなくなった」というコメントが出されました。

    STAP細胞顛末 | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2014/03/12
    「STAP細胞問題は、1年で再現性がどうこう、ということではなく、もっと長い目で見るべきなのではないかと思います。」
  • 小保方さん関連(その3):いのちを見つめる女性研究者 : 大隅典子の仙台通信

    理系女子(リケジョ)=女性研究者ではなく、もっと多様な職業に就いている方も、その予備軍もいますが、元祖リケジョといえば「キュリー夫人」を挙げる方が多いので...理系女子(リケジョ)=女性研究者ではなく、もっと多様な職業に就いている方も、その予備軍もいますが、元祖リケジョといえば「キュリー夫人」を挙げる方が多いのではと思います。 実は、さらに昔、ニュートンと同時代に、フランスに「エミリー・デュ・シャトレ公爵夫人(1706ー1749年)」という方がいて、運動する物体の持つエネルギーが質量と速度の自乗に比例することを証明したり、ニュートンのプリンキピア・マテマテカの仏語訳を書いたりされていて、この方がリケジョ元祖かなぁと思っています。 日では、女性が活躍しているのが、文学(直近の芥川賞や直木賞はすべて女性)、音楽(クラシックでもポップスでも女性も男性と同様に活躍)、スポーツ(もうすぐソチオ

    小保方さん関連(その3):いのちを見つめる女性研究者 : 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2014/02/01
    「なぜ、発生生物学に惹かれる女性研究者が多いのかと考えると、これは、女性が「いのちに寄り添い、いのちを見つめる性」としての特質を持っているのかなと思うのです。」
  • 森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信

    まぁ、絶妙のタイミングであったために、人の意図以上に注目を集めることになった森口氏の捏造騒動だが、この件は医学系研究科の広報室長を務める身としても、なかなかに考えさせられることが多かった。 いくつかの国内外の科学不正が問題となった後、2006年に日学術会議から「科学者の行動規範(PDF)」が表出されたが、年になって発覚したケースが、京都大学の研究費不正使用、東京大学や東邦大学の論文捏造と相次いでいるのはなぜなのか? ここでは研究費不正使用の話はとりあえず脇に置いて、森口氏の論文捏造の方を考えてみる。 今回の森口氏のケースの最初の告発は、近い研究分野の研究機関に所属する方が「iPS細胞を使った世界初の心臓移植手術」という10月11日の報道に疑義を挟み(下記リンク参照)、同日のうちにハーバード大学からの否定、国際会議での発表取り下げとなったのだが、さらに、ただちにこれまで発表された論文に

    森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2012/10/14
    「広報課には「研究内容」をチェックできる人材はいないので、体裁さえ整っていれば大学の名の下にウェブに載ることになる」
  • なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか? | 大隅典子の仙台通信

    さて、抜群なタイミングで森口氏なる方のiPS細胞利用再生医療のデータ捏造話題がメディアを賑わせているようです。 母校も巻き込まれているようなので、きちんとウォッチしていくつもりですが、研究者の意のままにメディアの方がそのまま掲載してしまう、という構図の問題点も浮き彫りになりつつありますね。 検証能力のある方が科学部にいないといけないのでしょう。 さて、自分のよく存じ上げる方がノーベル賞を受賞されるのは、一生にあと何回あるかわからないので(笑)、この1週間、私も今回のガードン&山中受賞の話題を自分なりに楽しみましたが、その最後のエントリーとして、「なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか?」について考えてみたいと思います。 受賞対象論文が2006年のCell誌のもので、2012年にノーベル生理学医学賞というのは、ワトソン&クリックの1953年のNature誌論文掲載から1962年の受

    なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか? | 大隅典子の仙台通信
    hatayasan
    hatayasan 2012/10/13
    「ガードン博士にノーベル賞を取らせたい方々としては、他の作戦を考える必要がありました。その白羽の矢が立ったのが山中さん、という訳です。」生命倫理の側面で事情があったという話。
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