ネットって凄い。そこらじゅうに「これはすごい」が溢れているし、そこらじゅうに「これはすごい」を生み出す人がいる。プログラミング大会で知り合った人たちがウェブサービスを発表して一躍有名になっているのを見て、本当にそう思った。無論、有名っていったってネットのごく一部でしかないし、知っている人も全人口に対してみたらほんの僅かなのかもしれない。それでもオレからしたら遥かな雲の上だ。手が届きそうな気がしない。 「遥かな雲の上」って書いたけど、もしかしたら、意外と雲の上は低い場所にあるのかもしれないとも思う。単純に自分の身近な人がそこに行ったから、という理由もあるけど、雲の上に行けない人と雲の上にいる人を隔てるものは、実は「やるかやらないか」という単純な違いに集約されるんじゃないか、という思いがあるからだ。 そのウェブサービスを作った3人は、オレが参加した大会でも進んで人に話しかけていたし(オレが彼ら