動物の権利 (〈1冊でわかる〉シリーズ) 作者: デヴィッド・ドゥグラツィア,戸田清出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/09/06メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 20回この商品を含むブログ (18件) を見る たとえば、ある男性が腹立ちまぎれにイヌをけっぽっているところを見かけたとする。たぶん、あなたは、ひどいことをする奴だと思うだろう。 あるいは、子供がネコをいじめているところを見かけたとする。あなたはその行為をやめさせようとするかもしれない。 一方で、そういう感情や行為すべてが偽善的であるという見方も成り立つだろう。動物は動物であり、人間と同じように扱うことは愚かしいという考え方だ。 はたしてどちらが正しいのだろうか? 本書『動物の権利』は、この問題を真剣に考えた本である。 完全に客観的見地からの研究書とはいえない。動物の権利を擁護する立場から書かれているか
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