二酸化炭素をこのまま排出し続けた場合に世界が被る被害額は世界大戦並みの額になり、現在排出量を減らす対策を行うために必要な費用の方がずっと安い、という「スターン・レビュー」のニコラス・スターンが未来への提言に出ていた。一人の試算だけを鵜呑みにするわけにもいかないだろうが、この説は目から鱗というか、温暖化対策が経済的にもずっと得であるというのが興味深い。 そういえばガソリンの暫定税率の話がどうなるか分からない状態だけど、ガソリンの値段が今後段々高くなっていくのは仕方が無いのかなという気もする。僕は田舎の出身だし、今はアメリカに家があるので、自動車がないと生活が難しい環境というのも良く分かるけど、学生が安い中古車を買ってきてお小遣い程度のお金でほいほいとドライブにいけるほど(というのは自分がやっていたことなのですが…)、地球にとってガソリンは安くない、ということなんだろうと思う。ヨーロッパで始ま