cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
※HPもフェイスブックもやっていないから、という大塚英志さんからメールで送られてきた文章をそのまま転載しました。 ぼくの昔の教え子にナベタくん(仮名)、という子がいる。 十年以上か、もう少し前、ぼくが専門学校で二年ほどラノベの書き方を教えていた時の生徒だ。真面目な子だから卒業後は書店でアルバイトをしつつ小説を書いている、という近況を聞いたのは七年か八年前だ。彼らと卒業後やっていた勉強会も、ぼくが神戸の大学に行くことになって止めてしまったので、この何年か何となく音信不通になっていた。 ところが去年、ニコニコ動画の公式チャンネルで月イチのまんがの番組を公開録画で始めると、当時の教え子の姿がちらちらし出した。介護士をやっている奴や、中には誰でも知っている携帯ゲームを考案した奴もいたけど、ナベタくんは色々あって本屋のバイトも辞めて、ニートというか微妙に引きこもり状態だという話で、リハビリを兼ねて(
■ 与謝野馨さんの財務・金融・経済三閣僚の兼任は、「経済の大老」としての職務を与謝野さんに担わせたということである。普通ならば、ありえない人事だろうけれども、「大老」というのは、江戸幕府の職制では、緊急時に設置される役職であった。井伊直弼の如くである。こうした情勢で、「大老」を担うのに与謝野さんでいいのかという議論はある。 だが、下の御時勢では、「他に人材がいない」というのが決定的な足かせになっている。総理経験者の「降格復帰」を願ってもいい局面だと思うけれども、現役の「元総理」に経済案件に対応できる人物がいるとは思えない。元総理として蔵相になった宮沢喜一のような人物は、今はいない。 尚、ここでいう「経済に精通している」ということの意味は、たとえば、日経CNBCやテレビ東京の報道番組で経済学者やエコノミストを相手に議論できるということではなく、財務省をはじめとする経済官庁の官僚を指揮できると
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