原発事故のあと、放射線の影響を調査していた国連の科学委員会の前議長が20日、福島県の内堀知事を訪ね「被ばくによる健康への影響はない」という調査結果を報告しました。 内堀知事を訪ねたのは、UNSCEAR=原子放射線の影響に関する国連科学委員会のハース前議長ら関係者3人です。 UNSCEARでは、原発事故後、県内を中心に放射線による被ばくの影響を調査していて、去年発表した報告書では「被ばくを直接の原因とする健康被害が、識別可能な水準で確認されることは考えにくい」などという見解をまとめています。 ハース前議長は、内堀知事に報告書を手渡し、改めて「被ばくによる健康への影響はない」考えを強調しました。 UNSCEARハース前議長「原発事故により将来がんの発症率が上昇するような可能性はない」 また原発事故後、県内で甲状腺がんの発症率が上昇したことについては、スクリー二ング検査の過剰診断と指摘。がんの発
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