■米朝実務者協議が行なわれたが スウェーデンで10月5日、米朝実務者協議が行われた。北朝鮮は「アメリカが手ぶらで来た!」と怒り、アメリカは「良い議論が出来た」と相反する結果に終わった。これはアメリカが北朝鮮の手口を知っているので、非核化交渉を強気で継続できる。北朝鮮は派手なことをしているが、アメリカは北朝鮮の手口はお見通しなのだ。 ■泣かされるアメリカ 米朝実務者協議の前に、北朝鮮は潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)を発射。北朝鮮は瀬戸際外交の道具としてSLBMを発射。瀬戸際外交は相手国にコストが合わない小さな戦争を売付け、相手国に戦争回避目的の譲歩をさせる策。 過去のアメリカ大統領は北朝鮮の瀬戸際外交に泣かされた。アメリカは北朝鮮と戦争すれば勝てる。だが戦争すれば隣国ロシア・中国が北朝鮮を支援する。そうなれば戦争は長期化。しかもアメリカの国益としてはコストが合わない。 ペルシャ湾であれ