川崎の上村くん殺害事件に関して、 5人の子供を育てるシングルマザーを 批判してはいけない、子供を亡くした母親が 一番悲しんでいると弁護する風潮がある。 わしはこの意見は間違いだと思っている。 母親個人を批判したり、バッシングするためではない。 子供の不良化や、子供が加害者あるいは 被害者になる危険性を阻止するための、 親の役割と責任を考えなければ、同様の事件を 将来的に減少させることはできない。 シングルマザーはすべて気の毒などと 決めつけるのは差別であり、両親が揃っていようと、 片親だけだろうと、子を育てる親には全員、 子を守る責任がある。 上村くんの青タン写真はあれでも腫れが 引いた顔であって、殴られた直後は アンパンマンみたいに腫れ上がって、 赤く、ブヨブヨになっていたらしい。 そんな顔を見て、母親がパニックにならなかったのは 「常識」が欠如しているからである。 わが子に危害を与える