こんにちは。大阪・関西万博のテーマ事業「いのちを守る」のプロデューサーを務める映画作家の河瀨直美です。4月13日に万博2年前起工式を迎え、少しずつ万博開催への機運も高まってきました! 「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年の大阪万博から55年。当時の子供たちは、70年の万博で繰り広げられた「未来の世界」にある種のカルチャーショックを受け、その後の人生に多大なる影響をもたらしたと聞きます。 2025年の大阪・関西万博も、子供たちに夢と希望を抱いてもらえるものにしたい。そんな想(おも)いを共有するプロデューサーたちが集い、人類だけでなく、生きとし生けるものの根源といえる「いのち」をテーマに、8つのシグネチャーパビリオンが展開されます。 その中で私が担当するテーマは「いのちを守る」。人はそれぞれの違いから、「分断」を生んでしまいます。未曽有の事態を引き起こした感染症や、やまない戦争や紛争。
![大阪・関西万博 河瀨直美さんのテーマ館で人類と人類の対話を目撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/30ffa1d22fb47c01e5c6b89c986f8c722032f9db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FqfTDKJ6LrSwCmvho3v7iyzd4V8o%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%282298x3465%3A2308x3475%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FM5XJSVWXE5KHBMQM6GB3D2MTPQ.jpg)