自民党の桜田義孝前五輪相は29日、千葉市で開かれた同党議員の政治資金パーティーで、「結婚しなくていいという女の人が増えている。お子さん、お孫さんには子供を最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と述べた。 桜田氏は産経新聞の取材に「少子化対策の一環として発言した。子供を持つ幸せを享受してもらいたいと心から思った。子育てしやすい環境をつくることが大事だと言いたかった」と強調。同時に「それを押し付けるつもりも、だれかを傷付けるつもりもなかった」と語った。
立憲民主党は6日、日本維新の会の足立康史衆院議員が5日の衆院予算委員会で不適切な発言をしたとして、懲罰動議提出の検討に入った。提出されれば6回目。事態を重く見た維新は6日、足立氏の国会議員団幹事長代理などの役職を解き、当面は国会質問に立たせないことを決めた。 足立氏は5日の予算委で、立憲民主党の辻元清美国対委員長が森友学園問題に「関係している」と述べた。自民党の石破茂元幹事長についても「加計学園問題の本丸」「自民党の顔をしているが、野党とグルかもしれない」と発言した。 足立氏は昨年11月の衆院文部科学委員会でも同じ趣旨で石破、辻元両氏らを名指しして批判した。立憲民主党は衆院に懲罰動議を提出し、足立氏は文科委理事会に謝罪文を出した。 たび重なる放言に、立憲民主党幹部は「議会の品格に関わる」と不快感を隠さない。自民党は動議提出には同調しない構えだが、「度を越している」(国対幹部)との批判は根強
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