安倍晋三首相(自民党総裁)は2日、下村博文党都連会長(幹事長代行)と首相官邸で会い、東京都の小池百合子知事が提出した離党届について「二階俊博幹事長と相談し、適切に対応するように」と指示した。党内には「すぐに離党を認めれば、小池氏が都議選で自民党と対決ムードを高めて有利に戦うのに利用される」との声がある。すぐに受理せず、当面は保留にする方針だ。首相は下村氏との会談で小池氏の離党届提出を「やむを得
時代小説作家の池波正太郎さんは当初、現代ものも書いていた。発足したばかりの航空自衛隊をテーマにした『自衛隊ジェット・パイロット』も、その一つである。 ▼当時のパイロットは、器材も施設もすべてが不足する劣悪な環境で、訓練を強いられていた。夜間訓練の途中で殉職した部下の遺体をさすりながら、上司がつぶやく。「国民の強い批判を受けながら、足りない予算で我々は飛ばなきゃならん」。自衛隊の苦難はその後も続いた。 ▼昨年2月、小紙の「談話室」で見つけた元自衛官の男性の投稿が記憶に残る。男性が防衛大学校の学生だった昭和50年代はまだ、自衛隊への世間の風当たりは厳しかった。制服姿で街を歩くと「税金泥棒」と罵声を浴びることもあった。ところが最近、防大生が一般市民と一緒に成人式に出席する光景を見て、隔世の感があるというのだ。 ▼確かに、災害派遣や国際貢献活動によって、自衛隊への理解が深まった。何より万一の有事に
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」──。昨日、都議選の自民党候補者の応援演説でとんでもない発言を行った稲田朋美防衛相。言わずもがな、自衛隊員は政治的行為が制限され、自衛隊法でも《特定の政党など支持する目的で職権を行使できない》と定められており、同時に公務員の選挙運動を禁じた公職選挙法違反発言だ。いや、それ以前に、防衛相が自衛隊を政治利用することなどもってのほかで、失言では済まされない大問題だ。 だが、驚くべきことに、弁護士であるはずの稲田防衛相は発言後も問題と認識していなかったようで、演説直後は集まった報道陣に「どうしてこんなにたくさんいらっしゃるんですか?」と反応。夜中になってようやく事態の大きさに気づいて、しどろもどろになりながら発言を撤回したが、「これからもしっかりと職務をまっとうしたい」と辞任は否定した。 稲田防衛相といえば、南スーダン派遣部隊の日報隠蔽に白紙
虎の0行進が、泥沼連敗が、止まらない。2試合連続で大幅打線改造に着手したが2戦連続完封負けを食らい、金本阪神としてはワーストタイの7連敗となった。この日は4イニング得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず、これで42イニング連続適時打なし。首位広島とのゲーム差も、今季ワーストの6・5に。過去、阪神が逆転優勝を飾ることができた最大ゲーム差のデッドラインに立たされた。今日30日は本拠地甲子園でのヤクルト戦。逆境から再び立ち上がってくれ。 金本阪神が逆転Vへのデッドラインまで追い込まれた。途中出場の糸原が二ゴロで最後の打者になった。2戦連続でスコアボードにゼロが9個並んだ。金本監督は感情を押し殺しながら、話した。「もちろん苦しいよ。見ての通り。今いる、このメンバーしかいないんだから」。打線はこの日もどん底から抜け出せない。試合のなかった首位広島の背中がまた遠のいた。過去に阪神が最大の逆転優勝を飾っ
阪神糸井は16打席ノーヒットとなった。 この日も3回2死二塁の場面で空振り三振を喫するなど3打数無安打。交流戦明けの23日広島戦からスタメンに復帰したが、調子は上がらず打率も2割6分2厘まで落ち込んだ。糸井は「なんとか1本打てるように頑張ります」と険しい表情だった。切り替えてか、と問われて「そうですね」と話していた。
政府は認可保育施設に入れない待機児童問題を解消するため、合計特殊出生率を0.5まで下げる「半人っ子政策」を検討していることが1日までにわかった。 保育の受け皿を下回るまで少子化を加速させれば、新たな財源を確保することなく問題解決が図れるとして年内公表を目指す。 政府関係者が明らかにした。政府では消費増税の一部を子育て支援策に充てる予定だが、この中に保育士の人材確保など保育の受け皿を広げるための項目は含まれておらず、財源確保は不透明な状況だ。 政府では2013年秋から具体策を検討していたが、「受け皿を広げるより、乗せる子どもを減らすべき」(政府関係者)として「待機児童ゼロ」から「出生率ゼロ」へと政策を転換する結論に達した。15年の合計特殊出生率が1.46だったことを踏まえ、合計特殊出生率0.5を数値目標とした「半人っ子政策」としてまとめ、年内にも公表する。 中国で行われていた「一人っ子政策」
朝鮮半島での軍事的緊張が高まったことを受け、東京都内にある核シェルター型ホテルが提供する「絶対生存プラン」に人気が集まっている。北朝鮮による核実験が懸念されるようになった今年初めから現在まで全室満室の状態が続く。 絶対生存プランを提供するのは、東京都千代田区の核シェルター型ホテル「シェルターイン東京」。核戦争が直前に迫ったキューバ危機をきっかけに、1964年に作られたこの老舗ホテルの地上部分にはフロントしかなく、25室ある客室は全て地下90メートルに掘られた地下室だ。 冷戦終結後は、シェルター体験ができるアミューズメント型宿泊施設として利用されていたが、朝鮮半島情勢が緊迫し始めた今年に入って「避難したい」という問い合わせが相次いだことから、急きょ改修工事を行い、2月から「絶対生存プラン」の提供を始めた。「核の炎に包まれても生存保証100%」をうたったことから、月250万円という宿泊料にもか
自衛官募集のビラに「稲田防衛大臣(女性)は少々頼りないですが、頼れるあなたはぜひチャレンジを!」と書いて配布していたことが分かり、「不適切な表現」として回収する騒ぎがあったことが25日、分かった。 ネットでは「本当の事、書いたのね」「これを不問に付す度量があれば」と共感と同情の声が相次いでいるが、防衛省の武田博史報道官は同日、「女性だから頼りないと捉え、防衛相をこのような形で取り上げたのは極めて遺憾」と表明。防衛省は処分を検討している。報告を受けた稲田朋美防衛相(57)も「引き続き事実関係を確認するように」と指示を出した。 「自衛官募集 自衛隊では29年4月入隊する方を募集中です。転職を考えてる方も大歓迎!」として、稲田氏の名前を出したビラを作成、配布したのは自衛隊秋田地方協力本部大館出張所で隊員募集を担当する40代の男性隊員。10月に130部作成し、大館市、北秋田市の道の駅、温泉施設など
行財政専門情報サービス 全国の新聞社43社と共同通信社が提供する行財政ニュースサービスです。中央省庁や多くの自治体でご利用いただいています。 総務省が30日発表した5月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万3056円で、物価変動を除いた実質で前年同月比0.1%減だった。マイナスは15カ月連続で、比較可能な2001年以降で最長を更新した。衣料品や食品への支出額が低迷した。 家計の節約志向が根強く、消費の停滞が長期化していることを裏付けた。これまでの最長はリーマン・ショックを挟んだ08年3月~09年4月の14カ月連続だった。 自営業などを除いたサラリーマン世帯の消費支出は実質2.3%増の31万5194円で、2カ月ぶりの増加。
加計学園ヤミ献金疑惑、下村文科相の反論はインチキだらけ! 平愛梨弟への攻撃は印象操作、主張通りでも違法性に変わりなし 加計学園と安倍政権の癒着について、また新たに大きな疑惑が噴き出した。きょう発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、「下村博文元文科相〈安倍最側近で都議選の司令塔〉「加計学園から闇献金200万円」内部文書入手」と題したスクープ記事を掲載したのだ。 「週刊文春」は今回、「博友会パーティー入金状況」なるリストを入手。そこには、加計学園が下村氏の後援会「博友会」の政治資金パーティ券を2013年と2014年にそれぞれ100万円、計200万円分を購入していたことが示されていた。しかも、この加計学園によるパーティ券購入の事実は、政治資金収支報告書に記載がない。政治資金規正法では20万円を超えるパーティ券購入には支払った者の氏名や住所などを報告することが規定されており、同誌は政治資金規正法違反の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く