他人から「言われるから」辛い戦争責任 「国民はもう忘れたから気にするな」と天皇を「励ます」侍従 いまだに「大元帥」裕仁の責任を総括できないマスコミ 先日も昭和天皇裕仁のクソな「思し召し」特集記事を書いたばかりだが、またこの人物の無自覚・無責任ぶりを示す新たな史料が出てきてしまった。 これは1974年から晩年まで侍従を勤めた故小林忍氏の日記で、共同通信が氏の遺族から日記を預かり、各紙でその内容が紹介されている。特に東京新聞は二日間に渡って特集を組み、半藤一利氏と保阪正康氏の対談まで載せている。 他人から「言われるから」辛い戦争責任 この日記によると、裕仁は1987年4月、小林氏に次のように語ったという[1]。死去の2年前、85歳のときである。 「長く生きても戦争責任いわれる」 昭和天皇85歳 大戦苦悩 昭和天皇が八十五歳だった一九八七(昭和六十二)年四月に、戦争責任を巡る苦悩を漏らしたと元侍