物価高騰が続く中、ことしの春闘では持続的な賃上げの流れを作れるかが焦点です。連合の芳野会長がNHKのインタビューに応じ、地方や中小企業まで賃上げを広げるため、価格転嫁の必要性を訴えていく考えを示しました。 ことしの春闘で連合はベースアップ相当分として3%以上、定期昇給分をあわせて5%以上と、およそ30年ぶりの高い水準となった去年を上回る賃上げを求める方針を決めています。 芳野会長はNHKのインタビューで、「ことしの春闘は物価上昇に負けない賃上げを実現していくことが鍵になる。海外のほうが賃金が高いことで若い人たちが流出したり、日本で働く外国人が少なくなっていたりすることに非常に危機感を感じる。社会で問題意識を共有し、単年度にとどまらない持続的な賃上げが必要で、経済も賃金も物価も安定的に上昇する経済社会への転換の正念場だ」と述べ、ことしの春闘の重要性を強調しました。 そして、中小企業の賃上げが
![連合会長 春闘 賃上げ広げるため価格転嫁の必要性訴える考え | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f0ea3900ba34873b88e4132fe719b61035409a94/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240104%2FK10014308751_2401041448_0104150207_01_02.jpg)