「長崎の教会群」 ２資産を世界文化遺産候補から除外へ | NHKニュース世界文化遺産への推薦がいったん取り下げられた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」について、推薦内容の見直しを進めていた長崎県の専門家による委員会は、１４ある構成資産のうち、長崎県南島原市の日野江城跡と、平戸市の田平天主堂の２つの資産を構成資産から除外する方針を固めました。 この中で、１４ある構成資産のうち、キリシタン大名、有馬氏の居城だった南島原市の日野江城跡と、禁教が解かれた後の１９１８年に建設された平戸市の田平天主堂の２つの資産については、禁教期との関連性の証明が難しいとして、委員会は、構成資産から外す方針を固めました。 長崎県の中村知事は「１４の資産とも禁教期と深いつながりがあると考え、調査、検証を進めてきたが、物証での確認が難しい。近く首長会議を開いて具体的に相談をしたい」と述べました。 「長崎の教会群」について、長崎県は、再来年の世界遺産登録に向け、ことし夏に開かれる予定の文化庁
