年上の“その綺麗な人”は年下の僕をどう見ているのだろう? 子供では無いが大人では無い、そんな蒼い季節が二人を惹かせ合う。 今までの自分では届かないと知った二人は・・・・・。 甘酸っぱい恋より大人で、将来を誓えるには幼すぎる。 いつまでもこの恋愛に揺られていたい。 1 「辻山さん今日から復帰らしいよ。」 「へーそうなんだ。久しぶりだよね?二か月ぶり?ん、三か月くらいなる?」 「誰?辻山さんって?」 「お前、辻山さん知らないの?もぐりだねー。」 「もぐりと云えば、彼女スキューバダイビングする為だけに海外行っていたんでしょう?」 「そうなの?語学留学だと勝手に思い込んでいたよ。」 「いや、だから辻山さんって誰?」 「違うだろう?あの方はバレエを極めにヨーロッパに行ったんだよ。」 「あの方って・・・・。だから辻山さんって・・・・・。」 「ハイハイ。おしまい。そろそろ忙しくなるし、あいつも来る時間だ
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