千葉県船橋市金堀町の「ふなばしアンデルセン公園」の一角で、市民団体が12日に測定したところ、毎時5・82マイクロ・シーベルトが検出されたことなどを受け、市は周辺を立ち入り禁止にして、放射線量の高かった地点の表面の土などを取り除いた。今後、除染した地点で再調査する方針だ。 市民団体によると、測定した場所は2階建ての施設の雨どいから雨水が流れ落ちる地点で、地面から1センチの高さ。市が13日午前、同じ場所を測定すると、放射線量は同0・91マイクロ・シーベルトだったが、市は除染の基準を同0・3マイクロ・シーベルト程度としており、高い値が検出されたことになる。 市は13日、同園内の7か所で測定。その結果、最大で1・55マイクロ・シーベルトを検出した。1・41マイクロ・シーベルトを検出した地点にあった切り株を移し、その下を調べると、これまで同市内では最大となる1・55マイクロ・シーベルトを検出したとい