ボスニア東部スレブレニツァで行われた追悼式典で、出席した人々から石を投げられるセルビアのアレクサンダル・ブチッチ首相の一行と、一行を守る警備隊員(2015年7月11日撮影)。(c)AFP/ELVIS BARUKCIC 【7月12日 AFP】1990年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中、ボスニア東部スレブレニツァ(Srebrenica)でイスラム教徒8000人近くがセルビア人勢力に虐殺された事件から20年を迎え、11日に追悼式典が行われた。しかし出席したセルビアのアレクサンダル・ブチッチ(Aleksandar Vucic)首相に群衆から石やペットボトルが投げつけられる騒ぎがあり、首相は退席を余儀なくされた。 スレブレニツァでの虐殺は、欧州で発生した残虐行為として第2次世界大戦(Warld War II)以来最悪とされている。紛争ではボスニアの3民族が内戦に突入し、セルビアはその最中から終結後
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