2014年にナイジェリア北東部ボルノ州チボクの学校から女子生徒276人が拉致された事件から5年を迎えた抗議集会で、被害者生徒の名札が置かれた机(2019年4月14日撮影)。(c)Kola SULAIMON / AFP 【7月30日 AFP】ナイジェリア当局は30日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」によって8年前に集団拉致された女子生徒のうち、2人を発見したと発表した。 今回発見されたのは、ハンナトゥ・ムサさんとハウワ・ルカさん。2人は北東部ボルノ(Borno)州内のボコ・ハラムの拠点であるサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)から脱出し、バマ(Bama)の町にたどり着き、助けを求めた。 同州を管轄する軍部隊の司令官は州都マイドゥグリ(Maiduguri)の兵舎前で、女性2人とその子どもたちをメディアに紹介した。26日にバマの部隊が身柄を確保したという。