民主党は2011年1月12日午後、都内で両院議員総会を開いた。菅直人首相は冒頭で、「やるべきことはしっかりやってきた」「大きくみて間違っていなかった」と述べて、ベトナムとのレアアース共同開発や原発建設受注などを例に、これまでの自らの政権運営の成果をアピールした。その上で、「自信を持とうじゃないか」と議員を鼓舞した。 しかし、その後の議員からの質疑では、「参院選の総括がなされていない」「相談なしに唐突に物事を決めないでほしい」「何を根拠に自信をもってやっていけばいいのか」など、春に行われる統一地方選への不安もあり、首相への批判が相次いだ。総会の様子は、ニコニコ生放送で中継された。 小沢一郎元代表の国会招致問題については、「内紛はもうやめるべきだ」「政権与党の中が一枚岩でないのが最大の問題」との地方議員の指摘に対して、岡田克也幹事長が「内紛の認識はない」と回答、この発言には会場の議員から多くの