【ソウル共同】歌手がコンサートなどで録音を流して実際には歌わない「口パク」を禁止し、違反者には罰金を科す法案が韓国国会に提出され、話題になっている。 法案を提出したのは野党、自由先進党の李明洙議員。李議員は、最近の芸能界が「歌唱力よりビジュアル重視の歌手を養成している」とし、実際には公演で歌わないケースが横行していると批判。歌手が口パクをした場合には1年以下の懲役または1千万ウォン(約75万円)以下の罰金を科すとする公演法の改正案を、5月13日に提出した。 ネット上では「歌手は歌って当然」とする法案賛成派と、ダンスパフォーマンスが重要とする反対派が議論を展開。韓国メディアによると、女性アイドルのセクシーなダンスの人気が高いことから、ファンからは批判の声が多いという。