先日、いただいてきた鹿肉 。まずはロース肉を調理します。 鹿ロース肉は骨付きのサドル(中央に背骨があり、両側にロース肉が二本並んで収まっている)状態であれば、冷蔵庫で保管をし水分を飛ばすことで味を濃縮することもできます。その場合はさらしやキッチンペーパーで巻き、冷蔵庫の風が当たらない場所においておけばOK。毎日、さらしやキッチンペーパーは取りかえて、肉の状態を確かめましょう。 しかし、こんな風に肉だけになってしまうとなかなか扱いが難しいところ。 せっかくいただいた鹿肉なのでおいしく調理したいので、そこでウェットエイジングにかけることにします。 まずは表面の英語でシルバースキンと呼ばれる膜や筋を取りのぞきます。慣れれば簡単ですが、なるべく身をつけないように注意。 ここで塩とトレハロースを打っておくのがコツです。トレハロースがなければグラニュー糖を使っても問題はありません。 塩とトレハロースを