2022年5月18日 著 先月読んだ『人生で起こること すべて良きこと』がきっかけで、再び自分の中で田坂広志氏、いや田坂広志先生の著書ブームが起こりつつあります。でもって最近読んだのは、新版として今年2月に改めて出版された『なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか』。実に耳の痛くなる言葉の数々が、慈愛すら感じ取れるような優しさと共に紡ぎ出されていました。 常に、部下の性格、状況、心境、力量を把握することが求められる。そして、それぞれの場面で、最もふさわしい言葉を語ることが求められる。その意味で、マネジメントとは、最も高度な「心のマネジメント」なのです。 自分もかつての田坂先生と同じく、マネジメントの立場に立ちたいなんて思っていませんでした。しかし半ば周囲に流されるような格好でそういう立場に立ち、もうだいぶ長い時間が経ちますが(今の勤務先で取締役になってからは15年が経つ)、上記にあるマネジメ