さなえさんに、また(^^;)大学が的確なお叱りをいただきました。 まずポスドク問題の議論の中で、お金に関して「予算が増えれば解決する問題が多いのだから、金の議論も燃えさかるべきなのに、なんとなく迂回している」とおっしゃられていますが、このことの理由は二つあると思っています。 一つはおっしゃるとおり、大学人が「億がつくような研究費が手にはいるというのに、どぶに捨てても良い、武士は食わねど高楊枝だ風によそ事のように放置するのは、金銭教育が出来ていないからだろう」ということがあります。そもそも、国立大学ではお金は「定期的にいただく基盤運営費」か「申請して交付していただく競争的研究費」しか手に入らない構造になっておりまして、自ら稼いだり巨額の寄付を集めたりすると基盤運営費が削減されたりするという極めて理不尽な運用体制がとられてきたこともあり、「自分でお金を稼ぐことなどは考えないように」というのが「
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