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ブックマーク / blogmag.ascii.jp (35)

  • クラスメートの話と中国の現場から考える日本人的幸福 - 中国リアルIT事情

    テレビ番組で僕の高2のときのクラスメートと、女性評論家の対談で出た「幸福論」がどうも頭にひっかかる。 「幸せのためにカネをもっと稼ぐ必要はあるか」という疑問に、中国リアルIT事情というタイトルだけに、中国ITの話を強引にこじつけつつ書く。 中国で文革世代以降の僕らと同じか、それより若い人々を見ると、モノの所有欲、カネへの執着心はすごい。自分よりカネがはっきり少ない人間は仲良くなれぬ、そんな雰囲気を持っている。そうでない人はすごく珍しく、珍しい故に輝いていて、すぐにその人を覚える。 中国では少なくとも「(新)三種の神器」があったころのようにバブル世代のように、モノを持つことがステータスアップに反映する。そのため無理してもワンランク上のケータイを持とうとしたり、使えもしないデジタル一眼レフを持って自分を上に上に見せようとする。ブランド服や鞄を買ってワンランク上に見せようとする日人も昔は今よ

    hejihogu
    hejihogu 2010/05/11
  • 遠藤諭の東京カレー日記: iPadは電子書籍端末のことではありません

    先日、夕刊フジのMさんからメールがあった。「iPad買いましたよね?」というものなのだが、「@knnkandaさんは入手していますね」と返したら、「じゃ見せてもらいに行きましょう」という話になった。Mさんとは、そのむかし神田敏晶さん主催の「セグウェイ」試乗会に一緒に参加したことがある。 @knnkandaさんにメールすると、今晩の「KNNなう」(神田さんが毎日やっているUstreamニュース番組の2010年4月6日22時~放送分)のときに来てくださいということだった。湯島天神から降りたあたりにあるキバンインターナショナルさんのスタジオに乗り込んでいくと、@knnkandaさんや@Awabowさんが準備中。 この日のゲストは、佐々木博氏(@hirosh)で、楽しい音楽ネタをいろいろ見せてくれていたのだが、後半の10分くらい私も飛び込みで出させてもらった。さて、そこで神田さんからいきなりふ

  • 昨日のSWはもうんごいもん見してもらった - コデラノブログ 3

    昨日の金曜ロードショー、スターウォーズEP3/シスの復讐やってたので、たまたま見てた。SWシリーズは全部一通り見たように思っていたのだが、内容をすっかり忘れてた。 地デジにしてはエンコードも綺麗で、なかなかがんばってたと思うが、最後にすんごいの来た。邦画の宣伝かーと思ってみてたら、なんか左下に小さい枠があってそこになんか映っている。近づいてみると、なんとそれがSWのエンドロールだった。 つうことはあれか? この邦画の宣伝はCM枠じゃなくて、番組枠内でやってるってこと? えーこれって反則じゃね? だってこれやっちゃえば、放送法で決められたCM比率とか関係なく自社広告打てるってことだよね。前からこんなことやってんの? クライアントがよく納得するなぁってことと同時に、もうなんでもアリだなテレビ局。 俺が居た時代とはもう別のもんになってるわ。

  • 原資を探す旅 - コデラノブログ 3

    昨日はクアルコム社のMediaFLOの勉強会を行なった。放送波を使ったモバイルコンテンツビジネスで、受信機が携帯というものだが、ワンセグと違ってちゃんとビジネスモデルができているところがポイントである。 日のワンセグはビジネスモデルができてないと言われているが、そもそもそれがそんなに価値があるものとは最初はあんまり考えてなかったし、モバイル放送の意味もスタートした当初とは変わってきてしまっている。 今回勉強会でMediaFLOを取り上げたのは、言うなれば技術者としてのカンにしか過ぎない。利害関係を抜きにして映像技術者の目線で言うと、あんまり細かいところまで聞くまでもなく「筋がいい」というカンが働いた。そういう技術をもっとみんなで研究して、次に繋げたらいいんじゃないか、と考えたわけである。 おかげさまで懇親会までも約20人の参加を賜わり、そのほとんどが終電を逃すという失態を犯すほどに密度の

    hejihogu
    hejihogu 2009/02/14
  • 潰れる会社の空気 - コデラノブログ 3

    年末にふさわしい話題なのかどうかわからないが、夜逃げや倒産の話題がぽつぽつと聞こえてきている。僕もフリーランスになって10余年、ものすごくたくさんの会社と付き合ってきたわけだが、過去つきあいのあった会社の倒産を目の当たりにしたことは何度もある。何せバブル後の大不況をフリーランスで経験したのだから。 こういうことを繰り返していると、なんとなく倒産する会社の雰囲気というのがわかるようになる。会社側がいくら外部に隠そうとしても、わかってしまうのだ。 やばい会社というのは、まずいつも行く雰囲気に比べて、なんとなく上の空というか、浮ついた感じが出てくる。次に、普段見たことのない背広を着た若手が、現場をうろうろし始める。彼らは銀行から出向してきた人間で、業務のてこ入れというよりも、事業として芽がなさそうかをチェックしに来ている。 社員に比べてフリーランスは時たましか行かないので、そのあたりの雰囲気を敏

  • ダウンロード違法化はついに何かの引き金を引いた - コデラノブログ 3

    すでに多くのメディアが報道しているように、昨日の文化庁 私的録音録画小委員会にて、ダウンロード違法化という結論が出されたようである。 そもそもこの委員会自体、かなり恣意的な生い立ちを持っている。05年の法制問題小委員会では、補償金は廃止を含めて検討という結論が出たにも関わらず、その結論をなきものにするために登場した。その懸念はすでに06年の段階で、委員となった津田大介も僕も懸念していたことである。 そもそも名前からする通り、来ならば補償金の行く末を考える委員会であるのに、補償金に関することは何も決まらず、決めたことと言えばなんの実効性もないダウンロード違法化のみであるわけだから、結局この委員会は来の機能を果たすことなく終わるわけである。 そのダウンロード違法化だが、そもそもMIAUが立ち上がったのは、この提案に反対するためであった。先日1年目のエントリーを書いたばかりだが、当初の目的が

  • Cat's Life Log - コデラノブログ 3

    ネコの首に小さなカメラを付けていわゆるネコのLife Logを取る、CatCamというのがあるそうである。サイトの掲載された写真はどれも興味深いものばかりで、ネコの集会の謎が解き明かされるかもしれない。 このLifeLogというやり方は、03年ごろから米国DARPAで研究が開始されたが、発表と同時に猛烈な批判に会い、翌年プロジェクトが終息している。ただ民間レベルでは多く取り組みが行なわれており、日でもネットと連動した製品がリリースされたことがある。 人がどこに行き、誰と会い、何をしたのか全部記録することは、社会学を始めとする研究者達にとっては貴重な資料となることだろう。だがそれは、被験者人に許可を取ったからいいというものでもない。なにせ被験者自身は写らないのである。このプロジェクトの難しいところは、突き詰めていくとGoogleストリートビューの問題と同じであるところであろう。 映像撮影

    hejihogu
    hejihogu 2008/10/17
  • 負の遺産 - コデラノブログ 3

    僕は子供の頃から物言いが生意気だったためか、同級生によくいじめられたくちである。いったんいじめられキャラが定着すると、例え言動を改めたとしても、あるいは学年が上がってクラスが変わったとしても、なかなか改善されないものだ。 だから僕は、はやく大人になりたかった。大人の世界では、あからさまに無視されたり、物を隠されたりといった子供っぽいいじめはないだろうと思ったのだ。実際に社会人になってからは、大人げないいじめに合うこともなくなった。大人とは、大人なのである。東京は人付き合いが薄いと言われるが、僕にとっては逆にそれぐらい干渉されない方が、暮らしやすかった。 今いじめられキャラが定着している子供たちにも、「大人になるまで頑張れ」と励ましてやりたいところだが、ネットの登場でそうも言ってられなくなった。いい年をした大人のはずなのに、群れを成して大人げない中傷をする者が後を絶たない。そういう殺伐とした

  • アルファブロガーって本当に居るような気がしてきた - コデラノブログ 3

    以前アルファブロガーって言葉が輸入されてきたとき、「ないない、日それないからww」とか思っていた。当時はブログって有象無象あって、誰もが10回に1回ぐらいいいこと書く、そんな状況だと思っていたし、実際昔は基的に日記ベースだったので、まあそんなとこだったんじゃないかと思う。 しかし最近ブログのランキングなどを眺めていると、ああこの人またランクインしてるなーという、レベルの高いところが目立つようになっていたように思わないか? いや確かにレベルの高いブロガーが育ってきているように思う。 その裏側で、その10回に1回良いことを言うタイプのブログって、減ってきているような気がする。それは単にランキングからはじかれて、目にとまらなくなっているのかもしれない。実数が同じでそう感じるのであれば、情報の集約化が行なわれることで多様な意見が取りこぼされている可能性がある。 また当にその10回に1回ブロガ

  • B-CASカード、戻る - コデラノブログ 3

    ソニー全社をあげて(この辺脚色してます)探していただいたB-CASカードが、日無事返送されて参りましたー。いえー。 で、さっそくテレビに突っ込んでみたところ、問題なく映りましたー。ええー? 個人的には、映らなくなっているというのが来の意味からすると正解のような気がしていたのだけど、どうもただの紛失の場合は、カードの再発行はされても元カード情報はそのままスルーのようである。 いやしかしこれ、実際にカードを個別にリモートで停止できるシステムになっているのだろうか、という疑問も湧く。もし停止できるとしたら、BSの放送波にカード個別の停止信号を乗せるしかない。ネットを使うという手もないこともないが、中にはモデム接続だったり、あるいはそもそもネットワークに接続していないテレビもあるだろうから、それは無理だろう。 ただの紛失にはいちいち対応しないということは考えられるが、もし盗難など緊急性の高い場

    hejihogu
    hejihogu 2008/09/19
  • 充電か、乾電池か - コデラノブログ 3

    いくつかのメディアで報道されたが、先日女子大生が携帯電話充電のために駅構内のコンセントから電気を盗んだとして、神奈川県警相模原署が窃盗容疑で摘発した事件があった。被害額は3銭であったという。 おそらくこの女子大生は、日では公共施設の中でも勝手にコンセントを利用すると、盗電にあたるということを知らなかったのだろう。これを通報したのは通行人だというが、逆にその人は、それが窃盗に当たるということを知っていたのだろう。 携帯の充電など、コンセントを使うまでもなく、コンビニに行けば乾電池式の充電器が売られている。逆にこの女子大生は、充電用のACアダプタなど、よく持っていたなと思う。もしかしたらこれまでも、度々知らずに利用していたのかもしれない。 米国では、公共の場所にあるコンセントを利用しても、窃盗にはならない。米国の空港でみんなでコンセントをシェアするというのは、よく見られる風景である。一方日

  • ゼロと透明を証明する話 - コデラノブログ 3

    昨日のMIAU法人化パーティのエントリーで、触れなかったことがある。あまり団体のことばかりを商業ブログで書くのは憚られるのだけど、団体を立ち上げた経緯からずっとこのブログでフォローしているので、その説明責任はあるだろう。 MIAUは法人化する以前から、多摩大学 情報社会学研究所 所長の公文俊平教授にご意見を伺ってきた。というか、我々の活動趣旨から考えても、情報社会学の権威である公文先生にアドバイスを頂くのは、妥当だと考えたからである。 立場として後見人?、顧問?、アドバイザー? とかいろいろな名称が検討された。何か団体の上に就任していただくことになれば、たぶん幾ばくかの顧問料をお支払いするのが筋なのだろうが、我々は収入源がないのでお支払いするお金もない。無料でお引き受け願えませんかと図々しくも申し上げたところ、快く承知していただいた。ただ、責任とか決定権とかが先生のところに行かないよう、ご

  • 遠藤諭の東京カレー日記: iPhone日本語入力とボケベル打ち

    iPhone日本語入力方式については、いろいろな意見がある。iPhoneは、いわば毛筆の「はね」のような感覚で入力できるところが面白い。「あ」の音は「とめ」のような感覚だ。なので、ちょっぴり日語の入力にふさわしいような雰囲気もある。もっとも、個人的には「iPhoneって、なぜポケベル打ちが使えないんですか?」という気持ちもある。ポケベル打ちは明確に2タッチで1つの音を入力する。どこか信号のような楽器のような感覚になる。「とめ」「はね」がいいか、「信号」「楽器」がいいか? しばらく使っていると、iPhone日本語入力とポケベル打ちはちょっと似ているということに気づく。「あかさたな…」をまず選び、次に母音を指定するからだ。要するに、ローマ字入力ということなのだが、iPhoneのほうは「ギグガグ感」とでもいうべきものがある(喋りながらアゴをずらすような連想からか)。それで思い出したのは、

  • キミのブクマは僕のもの? - コデラノブログ 3

    はてなが、ブックマークされたコメント一覧を表示されないような機能を実装した。という理解でいいんだよね? これ。 はてなブックマークは、ソーシャルブックマークの先駆け的な存在ではあったが、記事のスクラップを助けるという目的のタグやコメントがだんだん別の意味を持ち始め、もはや一種の掲示板化してしまった。いやソーシャルというからにはなんらかのコミュニケーションが成立してもいいのだろうが、そこからちゃんとしたコミュニケーションに発展するような機能があるわけでもなく、「切り捨て御免」的な立ち位置となっていったように思う。 以前から自分の書いた記事に対するコメントは参考のために見ていたのだが、ここ1〜2ヶ月ぐらい、なんだか急速に殺伐とした雰囲気になってきたように感じる。以前から見ていらっしゃる方はお気づきの方もあるかと思うが、このブログも、一部のコメントが発する「呪詛」のようなネガティブなオーラに心が

  • GSVシンポジウム報告 - コデラノブログ 3

    昨日、MIAU主催のシンポジウムは「Googleストリートビュー"問題"を考える」は、いつものことながら若干時間を超過しつつも無事終了した。 Utreamのライブ中継はなしにして、その代わりパネリストにはオフレコ話も存分にやってもらったことで、かなり突っ込んだディスカッションが行なわれた。 中継こそなかったが、Twitterなどで質問を受け付けたところ、会場に来ている人からリアルタイムで質問が入った。来は会場に来られない人からの質問を受け付けるための仕掛けだったのだが、それを取り上げながらディスカッションを進行、会場から誰も手を挙げて発言しないのだけどもなぜかタイムリーな質疑応答が進行するという、事情を知らない人にはかなり謎なやりとりだったのではないかと思われる。 ただこの方法ならば、会場で手を挙げて質問をいただくよりも、こちら側も質問が整理できるし、出席者も質疑応答の時間まで待たなくて

    hejihogu
    hejihogu 2008/08/28
    質問と言いつつ、持論展開して止まらなくなる人を出さずに済むいい方法かもしれないw
  • Anonymousの善意の限界 - コデラノブログ 3

    MIAUの教科書プロジェクトは、若干遅れながらも一応予定通り進行している。たぶんこのまま行けば、最初の2セクションぶんは9月に正式リリースできそうだ。 当初の予定では、7月中にベータ版を一般公開することになっていた。すでにテキストベースでのDTP作業はラフが出来上がっているが、正式リリース前にベータ版を公開すべきかどうか、迷っている。 最初はなるべくネット上の多くの意見を取り入れて制作、進行すべきと考えていた。だが最近はどうも、ネットの善意というものを不特定多数の人に求めるのは無理、というか無謀なのではないかと感じている。やはり人はAnonymousになると、斜に構えたり、ネガティブな意見をぶつけてみたくなる衝動を押さえられないのだろう。そしてそのテーマは、ネットの教科書の内容そのものでもある。 僕はプロジェクトリーダーとして、教科書の制作に関わってきた沢山の協力者のモチベーションを守る責

  • ホワイトスペースという考え方 - コデラノブログ 3

    今日のICPFのシンポジウムでは、元FCCのKevin Werbach氏の基調講演で初めて知った概念があった。それは「ホワイトスペース」という考え方である。これは電波の割り当てを、おおざっぱにここからここまでは放送ね、こっからここまでは通信ね、2.4Ghz付近はみんな使えばいいじゃん、という考え方ではなく、さらに効率的な電波利用を促進しようとするものである。 たとえばある地域の放送では、1、3、5チャンネルを使っている。なぜこんなに間を開けるかというと、隣接した地域が2、4、6チャンネルを使うという具合に、櫛形にかみ合うような格好で利用することで、干渉や混信を防ぐためである。 しかし、隣接電波の干渉を受けないような、放送拠点に近い位置では、このように飛び飛びでチャンネルを使ったその間は、なんにもない空白である。この空きスペースを「ホワイトスペース」と呼ぶのだそうである。 さらに近年の無線機

    hejihogu
    hejihogu 2008/07/26
  • それは本当にパラダイムシフトか - コデラノブログ 3

    ちょっと夏日が続いたものだから、調子に乗って風情を出そうと蚊取り線香などを焚いたところ、喉を痛めてしまった。そこから体調を崩して寝込む始末。最近更新してなかったのはそう言うわけなのだった。 さて、先週末から「ニコニコ大会議」ライブ配信で、人を前に中傷と受け取れる書き込みが行なわれたことの是非に対する議論が続いているようだ。この問題に関しては、当は僕はもっと早くから言及しておかなければならなかった。 このようなインタラクティブな試みは、5月1日に行なわれたMIAUの「青少年ネット規制法案を考える」シンポジウムで行なった事がある。ブログでもちょっとそのことを書いているし、ニコニコ動画やYouTubeでは、楠さんの講演や質疑応答の部分で、少し雰囲気がわかるかもしれない。 このような手法は、ライブとネットを接続するという点で古くから実績がある。平澤進のインタラクティブ・ライブがその先駆と言える

  • 来なかった電子書籍の未来 - コデラノブログ 3

    ソニーとパナソニックが、事実上電子書籍ビジネスから撤退するそうである。 コンテンツと電子書籍端末も絡むビジネスなだけに、卵が先か鶏が先か的なサイクルが行き詰まったということだろう。 端末に関しては、やはり4万円というのは高すぎる。例えば「いっぺんに4万円分を買う」という経験をした人が世の中にどれだけいるだろうか、という話にも繋がるだろう。 というのは、ある意味小分けされているから買いやすいものであって、いきなり百科事典や文学全集を買うというのは、を買うというのではなくもはや別の買い物である。そのへんの値頃感が合わなかった、というのがハードウェア側の問題。 米国の端末もそれぐらいするだろ、という指摘もあるだろうが、それ、アメリカ人はも読まないバカだと思ってないか(笑)。米国人は、結構を読む。というか、テキスト情報がものすごい数揃っている。特に専門家、プロフェッショナル向けの解説書な

  • ネット規制法の解釈 - コデラノブログ 3

    日参議院でネット規制法案が可決され、成立した。立法化そのものに反対していた立場としては残念であるが、ほとんどの懸念事項は骨抜きになったと思っている。 多くの報道では、携帯のPCにもフィルタリングが義務化、としているが、PCの義務化はちょっと解釈が違うのではないかと思う。衆議院に提出された法案を見てみよう。 PC製造事業者への条項は十九条である。 (インターネットと接続する機能を有する機器の製造事業者の義務) 第十九条 インターネットと接続する機能を有する機器であって青少年により使用されるもの(携帯電話端末及びPHS端末を除く。)を製造する事業者は、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアを組み込むことその他の方法により青少年有害情報フィルタリングソフトウェア又は青少年有害情報フィルタリングサービスの利用を容易にする措置を講じた上で、当該機器を販売しなければならない。ただし、青少年による