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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (18)

  • だれかに、なにかを、魅力的に伝える「はじめての編集」

    わたしは「編集者」だということに気づかされた一冊。 そして、より良い「編集者」を目指すことは、わたしの人生をより良い作品にしていくことなんだというメッセージが届いた「あなたの人生があなたの最高の編集物なのです」。職業としての編集者(エディター、デザイナー、プランナー)に限らず、「人生を編集したい」、そんな方にオススメ。 著者は菅付雅信、第一線で活躍する編集者だ。出版からウェブ、広告、展覧会までを手がけ、「編集」というより「企画」「デザイン」「コンサルティング」に近いクロスオーバーな役割をこなす(その仕事っぷり)。 そんな一流人が、編集の原則/質を惜しみなく開陳する。ブログを書いて、ときどきイベントを企画するわたしにとって、ありがたいエッセンスで満ち溢れている。書く対象やプランを検証する優れた手助けとなった。 たとえば、「編集とは、『だれかに、なにかを、魅力的に伝える』という目的を持った行

    だれかに、なにかを、魅力的に伝える「はじめての編集」
    hejihogu
    hejihogu 2012/02/20
  • 「アジャイルプラクティス」はスゴ本

    marsさんが、「システム開発に関わる人はみんな読めー」と強力にオススメするにつられて読む。これはスゴ。marsさん、良いを教えていただき、ありがとうございます。 ■ どんな? 書は、開発現場で培われた「成果を出す習慣」を、45のプラクティスとして紹介している。開発速度を大幅に上げたり、高速納期を目指すような、「アジャイル開発プロセス」という決まったやり方は、存在しない。アジャイルな開発とは、現場でのさまざまな活動をアジャイルにしていく――つまり、変化に適応することを継続させていく―― 「習慣」だということに気づく。協調性+フィードバックによるプラクティスは、あまりにもあたりまえすぎて見過ごされがちかと。その反面、意識して実践するならばこれほど心強い金棒はないだろう。 ■ 忘れがちな基中の基「成果をあげるのが仕事」 面白いのは、「悪魔の囁き」と「天使の導き」との間で揺れ動く「感

    「アジャイルプラクティス」はスゴ本
    hejihogu
    hejihogu 2010/12/07
  • 「本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」がスゴい

    一冊のうちの、どちらもスゴ。 「どちらも」という言い方をしたのには、ワケがある。 なぜなら、書は右開きにも左開きにもなる、両面仕立てなのだ。右開きのタテ書き側は、「の未来をつくる仕事」というタイトルで、ブック・コーディネーターとして手がけたプロジェクトが紹介されている。左開きの横書きサイドでは、「仕事の未来をつくる」という題名で、会社を辞めてから今に至るまでの仕事のノウハウを抽出し、同世代向けへのメッセージにしている。レコードならA面B面なのだろうが、書はどちらも「A面」であるところがミソ。 「の未来をつくる仕事」 ≡ 「仕事の未来をつくる」 という書そのものが、昨今の書籍の流通・販売についての問題提起と解決事例となっているところがスゴい。「一冊で二度おいしい」というよりも、むしろ「一冊で二倍うまい」というべき。 ■ の未来をつくる仕事 まずは、「の未来をつくる仕事」。

    「本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本」がスゴい
  • 良いニュースです、「貧困の終焉」が可能であることが証明されました。悪いニュースです、それにはお金がかかります

    良いニュースです、「貧困の終焉」が可能であることが証明されました。悪いニュースです、それにはお金がかかります たてつづけに読んできたアフリカ関連のが、ことごとく悲観的だったため、「なにをやってもダメ」なのかな、と考えるようになっていた。 だめな国は何をやってもだめ「最底辺の10億人」 「アフリカ・レポート」から行動する いやいや、絶望するには早すぎやしないかと、コメントでアドバイスをいただいた。akiraさん、ありがとうございます。非常に参考になりました。書は、「極度の貧困は終わらせることができる、しかもわれわれの世代で」と断言する一冊。もろてをあげて賛成したいが、はげしく首をかしげる箇所もあって、なかなか興味深い読書になった。 ■ 2025年までに世界の貧困をなくす 最初に、著者ジェフリー・サックスは言いきる。書は、私たちが生きているあいだに世界の貧困をなくすことについて書かれた

    良いニュースです、「貧困の終焉」が可能であることが証明されました。悪いニュースです、それにはお金がかかります
    hejihogu
    hejihogu 2008/11/24
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「ハッピーダンスコレクション」が家族で奪い合いになっている件について

    恥ずかしいのは最初だけ、すぐにノリノリになる。同時プレイは2人までなんだが、観ているほうもシているほうも、いっしょになって笑って踊れる。カラオケ字幕になっているので、子どもがオドって親がオケるもアリ。 わたし的には、嫁さんがテレながら「ハニー☆フラッシュ」を決めたときにゃ萌えたね。あと、「Go my Way!」をネコミミつけて踊ったのは思い出しただけでドキがムネムネするね、まったくヘンタイだったらありゃしない。同様に「嫁とモー娘」や「嫁と聖子ちゃんごっこ」もイケる。 ■ ギャルゲとして楽しむ「ハッピーダンス・コレクション」 主人公のアイちゃんがいい、ほっぺたが落ちるほどカワイイんだこれが。 ストーリーモードでは、彼女のサクセスストーリーになる。ほら、少女育成ゲームとかで「稽古事」とかあるだろ。あの、やらせるほうはコマンド選ぶだけという不合理を解消している。つまり、少女の出世を目指すなら、オ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「ハッピーダンスコレクション」が家族で奪い合いになっている件について
  • 腰痛もちは靴を疑え

    わたしには劇的な効果があった。お試しあれ。 不惑が気になるお年頃から、慢性的な腰痛に悩まされてきた。もう若くないからかなぁ、と腰痛体操(Cat-Cow Stretch)やへんてこヨガ(Wii-Fit)を試してきた(若干効果あり)。カバンの軽量化や椅子の調整、座り方・歩き方、はたまた体位まで気を配ってみた(効果なし)。医者に相談したら「運動不足です」と断言され、腹筋と背筋を鍛えてみたり(効果なし)。もうすっかりあきらめていた…先週、ある屋を訪れるまでは。 八重洲ブックセンターからの帰り途のことだ。、突然、がヘタっていることを思い出して、たまたま目に付いた屋に飛び込んだ。とはいうものの、偶然じゃなかったのかもしれぬ。八重洲地下街にはいくつか屋があって、うろうろと見て回ったのだけれども、どこも閑古鳥が鳴いている。その中でひとつだけ、先客がいる店があったので、これも縁だとそこに決めた。先客

    腰痛もちは靴を疑え
  • 宇宙へのハイパーリンク「宇宙エレベーター」

    「宇宙エレベーター」は誘い水。その奥は深くて広いサイエンス・エッセイ(ちょい"ムー"が入ってる)。 これまでと異なる視座を手に入れて、もう一度この世界を眺め回すおもしろさ。科学+想像力の限界までストレッチしてるので、免疫がない方には「世界を変える一冊」になるかも。ただし、かなり敷居を下げているので、好きな人にはモノ足りないだろう。 著者は、トルコ人初の宇宙飛行士候補、アニリール・セルカン。ATA宇宙エレベーターの考案者としてNASAの宇宙開発に携わっている。宇宙飛行士を目指すヘヴィ・スモーカーなのがユニーク。人類未踏の「宇宙で喫煙」(Space Smoking)を実現させたら、いろんな意味で話題になるね(「プラネテス」の船長フィーを思い出せ)。 宇宙エレベーターのアイディアでNASA案と一騎打ちするところがおもしろい。当初のNASA案は、地表から建造物を伸ばしていく方式で、外側(宇宙側)へ

    宇宙へのハイパーリンク「宇宙エレベーター」
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: モンスターペアレントはどこにいるのか?

    モンスターペアレントはどこにいるのだろうか? 新聞やテレビでは、おどろおどろしい「モンスター」が解説されている。神聖なる教育現場に怒鳴り込み、執拗に要求をくり返し、教師をノイローゼに追いやる「モンスター」たち。 しかし、幸か不幸か、わたしの身の回りではぜんぜん聞かない。学校や園、地域の集まり、隣近所の立ち話など、けっこう首を突っ込んでいるが、一度として「そういう親」を見聞きしたことがない。 こういう場合のオチは、「モンスターは、実はわたしだった!」がよくあるパターン(「ゾンゲリア」パターンですな)―― ハッ!もしやわたしが「痛い親」なのかも、と不安になる(小心者なので)。 煽られっぱなしもイヤなので、少し調べてみた。教師と親との確執ってやつを。 2008 「モンスターペアレント」 「モンスターペアレントの正体」(山脇由貴子、2008)によると、モンスターペアレントとは、クレーマー化した親た

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: モンスターペアレントはどこにいるのか?
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「最近の若者は本を読まない」本当の理由

    最近の若者は、を読まない。ネットやケータイに毒されており、まともな文章を読む能力に劣るのが、イマドキの若者だそうな。そのため、文を書く能力も、相手の話を理解する能力も、ひいてはコミュニケーションそのものが著しく劣っている。このままでは日が亡ぶ ―― って、ホント? しかもこの説、かなり昔からもてはやされている。「最近の若者は…」といいだすオヤヂ連中が「最近の若者」だったころも、この言説はマスゴミ紙面の埋め草となっていた。 昔から語り継がれるこの命題について、調べてみた。 結論からいうと真逆で、最近の若者ほどを読んでる。これは二重の意味でYESといえる。つまり、昔に比べて今の方がは読まれている。さらに、オヤジ連中よりもむしろ、若者世代の方がを読んでいる。 その根拠は、読書世論調査。毎日新聞社が1947年から行っている調査で、全国の16歳以上の男女を対象とした「読書世論調査」と、小・

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  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 読書は人間がベッドの上でおこなう二つの快楽のうちの一つ

    タイトルは丸谷才一「思考のレッスン」より。読書について、書くことについて、沢山のヒントをもらった。「読書のコツ」、今風に言うなら「読書Hack」。ただし、効率ばかりの安手なものと違って、ひとつひとつ自分で読みといてはヤクロウに入れる手間はある。 ■の読み方の最大のコツ 最も激しくうなづいたのは、の読み方の最大のコツ→「そのを面白がって読め」。そのを面白がって、その快楽をエネルギーにして進め、という。言い換えると、「面白くないは読むな」となる。面白く思えないをガマンして読んで分からないなんて、つまらない。その時間、別のを面白がって読んで得られる効用の方が大なり。 読書は快楽なんだ、ベッドの上でする二つの快楽のうちの一つなんだ。もう一つの快楽が何かは言うまでもないけれど、それぐらい愉しいことなんだ。もちろん、もう一つは睡眠だね。読んで寝て暮らす、これぞ究極の快楽。 ■を選ぶポイ

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  • 「読書の腕前」の上げ方

    同感<->反感の振幅が激しい読書論。言ってることには激しく同意だが、やってることはかつてわたしの通過したところ。 たとえば、「は積んで破って読め」や「読書の腕前」の上げ方、あるいは「ベストセラーは十年後に読め」は大賛成。読書は量だというわたしの信条とも一致する[参照]。その一方で、人のオススメを顧みない唯我独尊な選書や、なんでも「円」で計りたがるせどらーちっくな態度は、たまらなく厭だ。 ―― とはいえ、さすが職の書評家、良いをたくさん読んでいる。book of book として「これから読む」を拾ってモトは取る。さらに、書評をメシの種にすることの大変さが窺い知れて、好きでやってる自分の幸せを噛みしめる。 著者は岡崎武志氏、朝日の読書欄「ベストセラー快読」の執筆子といえばピンとくるだろうか? 巷のベストセラーを名うての読みに評させる試みで、「なぜベストセラーなのか」の分析が辛口。

    「読書の腕前」の上げ方
  • あなたのマンションが廃墟になる日

    巷を騒がせている耐震偽装設計は決してヒトゴトではないのだが、『犯人』は特定されており、司法での決着を待つ状況に至っている。 わたしはあまのじゃくなので、むしろ4年後に直面する問題をいま知っておきたい。なぜなら、問題が深刻化するころは、『犯人』はとうに去っており、引き継いだ当事者は被害者ヅラをすること必至だからだ。永住するつもりで購入したマンションが、ローン完済時に住めなくなる可能性に警鐘を鳴らす「あなたのマンションが廃墟になる日」は、非常に参考になった。 総務省の調査では住宅のサイクル年数は30年(木造は26年)だそうな。国土交通省が2002年に公表した事例では「老朽化」で再建されたマンションの平均築後年数は37年となっている。これに比べて、欧米の住宅サイクル年数は、 イギリス141年 アメリカ103年 フランス86年 ドイツ79年 なぜ日の鉄筋コンクリートマンションは30年少々で壊され

    あなたのマンションが廃墟になる日
  • 図書館を利用するようになるまでの20ステップ

    昔はアンチ図書館派、「は身銭を切って買うもの」と激しく思ってた。 棚に二段、三段と詰め込む(奥が単行、手前を文庫にすると両方見える) 床に積む(最初はタワー乱立→そのうち山脈のようになる:いわゆる積ン読ク山) カラーボックスを押入れに積んで、押入れを棚化する ダンボールに詰め込んで、押し入れに入れる(縦に入れるのがミソ) (積ン読ク山で)ドアが開かなくなる 床が見えなくなる(正確に言うと、床の色を思い出せなくなる) ちょっとした地震でが凶器になる。位置エネルギーの破壊力を思い知る:棚【の上】にを積んではいけないことに気づく 押入れの底が抜ける 床が抜ける イナバの物置を買う 近所に家を借りて置き場(≠書斎)にすることを考える(が、もったいないのでその金を代につぎ込む) トランクルームを借りるが、カビさせる(このへんで背が見えるように保管しないと持ってても意味がないことに

    図書館を利用するようになるまでの20ステップ
  • 人の本棚を見るのが好きだ

    人の棚を見るのが好きだ。その人が何を読んでいるか/積んでいるかが見える。その人に抱いているイメージとのギャップ(or フィット)が目に見えるので愉しい。既知のと未知のの相対位置から、その人の人となりを割り出す。その人なら"その"を読んでるはずなのに、目に付くトコにない――さては…と邪推する。未知のだらけなら、その小宇宙に驚嘆する。 わたしと似ていて、わたしと違うところを探す。 「棚.org」 や 「はてな100冊読書」といった、読書情報を共有するサービスもある。しかし、それは【公開】を意識した取捨選択の結果なので、ヨソイキの棚ともいえるだろう。しかも、ほとんどが「消費」するサイドだろう。 ここでは、著名人、特にモノ書きを生業とする人に焦点をあて、その書斎と棚を紹介する――「センセイの書斎」をご紹介。 細密画のようなイラストで、センセイの書斎を俯瞰している。棚の「間取り」

    人の本棚を見るのが好きだ
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「知的複眼思考法」はスゴ本

    タイトルは大仰だけど、いわゆるロジカルシンキング指南。ただし、そこらのロジシンと一緒にするなかれ。「知的複眼思考法」は今まで読み散らしてきたロジシンもので最高に腑に落ちてくるスゴなり。 これまでのロジカルシンキングは、定義と書き方の説明と例の紹介の集積にすぎない。曰く、「今なぜMECEか?」「MECEとは」「MECEの例、書き方」「MECEの実践」でオシマイ。 だから読んでもソレっぽい書き方はできるけれど、あくまで見た目。ロジカルシンキングから導出される「アウトプット」と同じ書式だけれど、ロジカルシンキングをしていない。 いっぽう、書の第3章の「問いの立てかたと展開のしかた」では、MECEとなるための思考方法を説明してくれる。実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップ&ビルドが必要なんだが、フツーの指南はそこを省く。書には「デ

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  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ITエンジニアの「心の病」

    自殺1名、過労死1名、入院不明。不明なのは数えられないぐらい多いから。自宅療養も含めると結構な数になる。噂話ではなく、直接関係ある人。PG/SE/PM…10年もこの仕事をしていると、そんな「同僚」「上司」「協力会社の人」が出てくる。超弩級プロジェクトでは、最初は「人月」で数えるが、そのうち「柱」で数えるようになる。 誰も死んでいないのに「デスマーチ」と嬉しそうに。 当に酷くなると誰もデスマなんて言わなくなる。代わりに、行方知れずが出てくる。単なる出社拒否じゃなく当に行方不明になる。燎原の真っ只中にいるときは気づかない。「○○が来ませーん」『なにー!どーすんだよ、コレなんとかしなくちゃ』…人じゃなく仕事の心配ばかりするようになったらオワリ。 おかしくなるまで仕事する/させる/させられるハメにならないように…そんな自戒も込めて「ITエンジニアの"心の病"」を読んだ。「ITエンジニアがとりつ

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    hejihogu
    hejihogu 2006/02/02
    IT業界以外でも成り立つお話。
  • はてなでの「情報共有」のやり方

    Foresight7月号の「シリコンバレーからの手紙106」は、はてなの情報共有のやり方が紹介されている。前のエントリーで提案していた社内ブログ[参照]がほぼ完璧な形で実施されている。梅田氏によるとこうだ。 私が、はてな仕事を始めて、まず不思議に思ったのは、彼等が社内で電子メールをあまり使わないことだった。その代わり社員全員が、ビジョンや戦略の議論、新サービスのアイディアから、日常の相談事や業務報告に至るまで、ほぼすべての情報を、社内の誰もが読めるブログに書き込む形で公開し、瞬時に社員全員で共有するのである。 Foresight7月号「スピードとパワーの源泉『情報共有』という組織原理」より 一方、大きな組織だとこうはいかない。組織の情報は隠蔽されていて、権能により開示される。情報を握ったものが組織を生き抜くという原則…と、 情報共有型 はてな vs 情報隠蔽型 大企業 で論が展開されてい

    はてなでの「情報共有」のやり方
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「東大で教えた社会人学」と「東大で学んだ卒業論文の書き方」

    東大で教えた社会人学―人生の設計篇」は、購入前に立ち読みするべし。さもないと「常識」を買わされたと憤慨するかもしれない。 なぜなら、社会・会社での暗黙知をまとめてあるから。会社での泳法、所得控除、借金・ローンの方法など、フツーの人なら会社でイヤでも身につけていくものが、講義になっている不思議。確かに、学生時代から知っているのと知らないのとでは、大きな違いが生ずるかもしれない。例えば会社選び。就職ジャーナルや会社案内からでなく、四季報を読め!というアイディアは面白い。 しかし、端々にただよう典型的な東大臭のこうばしさにはいただけない。選民としての自尊心からなのか、ステレオタイプなラベルを張って「だから○○はダメなんだ」→「だからキミたち(選ばれし者)は○○するべきなんだ」と展開される。例えば「文系・理系」「特急・鈍行」ラベルが未だ現役なのには驚かされる。東大臭とは加齢臭なのかもしれない。

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「東大で教えた社会人学」と「東大で学んだ卒業論文の書き方」
    hejihogu
    hejihogu 2005/06/28
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