嫌がらせの具体的な内容が問題 ウェブサイト「悪徳商法?マニアックス」(悪マニ)の管理人である吉本敏洋氏が2008年6月10日、「株式会社はてな」(近藤淳也社長)を提訴した。請求内容は嫌がらせを放置したことによる100万円の損害賠償と、嫌がらせ実行者の発信者情報の開示である。 「はてな」はソーシャルブックマーク(はてなブックマーク、はてブ)などのネットサービスを提供する企業である。「悪マニ」のサイトによれば、吉本氏は「はてな」のサービス上で度重なる嫌がらせを受けていたという。しかし善処を求めても「はてな」は有効な対策を実施せずに放置したと主張する。 吉本氏の提訴以前から「はてな」は個人への誹謗(ひぼう)中傷に対して甘いと指摘されていた。特に「はてブ」を利用して、ブログ作者が嫌がるようなコメント付きでブックマークする嫌がらせを深刻に受け止めるブロガーは少なくない。自分のブログが荒らされた場合、