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中東に関するhelplineのブックマーク (8)

  • イスラエルにおける市民的不服従/エイアル・シヴァン監督インタヴュー

    現在の政治的立場の背景 ——あなたは映画『スペシャリスト』とブローマンとの共著『不服従を讃えて』(産業図書)で、神聖な「ホロコースト」の購いとしてイスラエルを正当化する ことに、いいかえれば「ショアー」の政治的道具化に、異議をとなえています。こうした立場の個人的背景は、どういうものでしょうか? あなたは一九七八年 にすでに、東洋系ユダヤ人への差別に反対する運動に参加していたそうですが、あなたは幼いころから、イスラエル社会に内在する諸矛盾に感づいていたので しょうか? また、あなたのご両親はいつイスラエルにやってきたのですか? エイアル・シヴァン(以下ES)——私の両親は一九六三年にイスラエルに来ました。ラテン・アメリカのウル グアイ出身で、私はどちらかといえばシオニスト的な家庭に生まれました。ですから、イスラエル国家に内在する矛盾として何を見出したかという質問ですが、 二つの逆説的な事柄が

  • エイアル・シヴァン 「ルート181」をめぐるインタビュー

    「議論が不在であるがゆえに暴力への訴えがなされるのです。」イスラエル人である『ルート181』の共同監督エイアル・シヴァンは、彼の作品がプログラムから外されたことに関してふたたび触れ、そうされるに到ったさまざまな理由を分析した。 ――文化大臣とポンピドゥー・センターが下した〔上映回数削減の〕決定をどう解釈されますか。 エイアル・シヴァン ヒステリーのうちに下された決定はつじつまの合わないものでしかありえないと思います。そうした決定は妥協に甘んずることにしかならないのですから。何をなせば正義にかなうことなのかということを自問することもなく、皆を満足させているというわけなのです。 物事をきちんと考えることに時間を費やすこともせずに、ジョルジュ・ポンピドゥー・センターのトップは騒ぎをエスカレートさせるという方針を取りました。それはごく単純にいって、非合理的な事柄が物事をきちんと考える行為に勝ったと

  • パレスチナを、村上春樹のエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の本 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「村上春樹をエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の」@鰤端末鉄野菜 Brittys Wake ↑に便乗して、返礼してみる。とはいえ、僕はパレスチナ関連のを網羅的に読んでいるわけではないし、全然書誌情報が足りない。というわけで、知人の手助けなども借りてリストした上で、内容紹介については、パレスチナ情報センターの「書籍紹介 パレスチナ/イスラエルに関する注目の書籍」を参考に。勝手に「文学っぽいにおいがするなぁ」と思ったものをチョイス。*1 村上春樹ファンと村上春樹嫌いと村上春樹がどうでもいい人に捧げます。 イスラエル/パレスチナに関心を寄せるすべての人と、今はまだ関心を寄せていないすべての人にも捧げます。*2 1. エドワード・サイード『パレスチナへ帰る』 パレスチナへ帰る 作者: エドワードサイード,Edward W. Said,四方田犬彦出版社/メーカー: 作品社発売日

    パレスチナを、村上春樹のエルサレム賞講演がきっかけで読み始める人に勧める5冊の本 - モジモジ君のブログ。みたいな。
  • 村上春樹とエリア・スレイマン - 想像力はベッドルームと路上から

    一、壁はあまりに高く、強大に見えてわたしたちは希望を失いがちだ。しかし、わたしたち一人一人は、制度にはない、生きた精神を持っている。制度がわたしたちを利用し、増殖するのを許してはならない。制度がわたしたちをつくったのでなく、わたしたちが制度をつくったのだ。 http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009021601000180_Detail.html 想像力だ。あなたが捕虜を捕らえたとして、捕虜が三メートル四方の獄に入れられる。それでも捕虜の人間は想像力によって自由になれる。イスラエル占領軍にはこれが決して分からない。人々を殺し続け、記憶を抹殺しようとするだけだ。この映画の物語は二つのシンボルを中心に構成している。壁を超えようとする愛と、何でも封鎖する検問所。愛はどんな壁でも通過していくパワーだからね。 [all cinemas go forward

    村上春樹とエリア・スレイマン - 想像力はベッドルームと路上から
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    セメントドリンク、ブラウン管、吊るされた収納、OMORIカフェ、くり抜き、どや顔の初音ミク パチミラ福岡に出演する縁で博多に行きました。 楽しかったのでその時の写真をアップロードします。 博多駅のハートポスト 手描きのグリッチ カニの丸揚げ(おいしかった) フレッシュセメント という名前の飲み物(おいしかった)ごま+バナナスムージーっぽかった? 泡系…

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  • 村上春樹はエルサレムで語ることができるか? - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    id:mojimojiさん経由で村上春樹がイスラエルの文学賞である「エルサレム賞」に選ばれたことを知った。 イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞の09年受賞者に作家の村上春樹さんが決まった。受賞選定委員長が編集長を務めるイスラエルの有力紙ハアレツは21日付で、受賞理由について「日文化と現代西欧文化とのユニークなつながりを描くなど、西側で最も人気がある日人作家。読むのはやさしいが、理解するのはむずかしい」と伝えた。 (http://www.asahi.com/culture/update/0124/TKY200901240160.html) mojimojiさんは、2001年に授賞式に出席したスーザン・ソンタグのふるまいを取り上げている。ソンタグは受賞のスピーチでイスラエルを猛然と批判したという。当然、イスラエル側の要人は抗議の意味をもって席を立ち、音を立ててドアを閉めて出ていったという

  • 春樹イスラエル再話 - どんな懐かしさをおぼえるとしても

    もう随分昔に読んだので出典をすっかり忘れてしまったのだけど、田辺聖子がある女性について憤慨を込めて書いていたことがある。定年退職することになったその女性へのプレゼント相談されたので大胆な案を提示したところ、相談してきた若い男性たちが「いや、彼女はただのオバサンですから」と言ったというのだ。そんなことがあるか、と田辺は反論する。 その女性は昭和ヒトケタ生まれだった。世界恐慌のさなかに成長し、戦争とともに思春期を迎え、青春は敗戦という価値観の大転換のさなかにあり、高度経済成長とともに人生の充実期を送ってきた。戦争のために結婚相手が見付からず、結婚が当たり前の社会で働き続けることを選んだ。そういう人が「つまらない平凡なオバサン」でありえるか、と。 その同じようなことが、村上春樹についても言えるのではないかと思う。1949年にベビーブーマーとして生れ、戦後民主主義にどっぷりつかって成長し、10代

    春樹イスラエル再話 - どんな懐かしさをおぼえるとしても
  • パレスチナ問題を理解するための基本前提 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    最低限の(と僕が思う)ことを、三つ。 パレスチナはイスラエルの占領下にある 1967年の第3次中東戦争以来、パレスチナ(ガザ地区およびヨルダン川西岸地区)はイスラエルの占領下にあります。その間、イスラエルによるパレスチナ側への不法入植*1が続いています。 昨年、2008年においてさえ、ヨルダン川西岸地区への入植は続いており、むしろ、加速しているという見方もあります。次の記事は、昨年8月から9月にかけて書かれたものです。>「西岸入植地建設、飛躍的な加速!」、「西岸地区のユダヤ人入植者の横暴」 つまり、国境をはさんでそれぞれの国があり、時々、国境を越えて攻撃が行われる。といった状況ではありません。パレスチナは、1967年以来、一貫してイスラエル軍の支配下に置かれている、イスラエルはパレスチナ側の土地を奪い、入植を続けている、ということです。ですから、当然、パレスチナ側からイスラエル側への攻撃と

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