ブックマーク / zenn.dev/catnose99 (11)

  • Webサービス公開前のチェックリスト

    個人的に「Webサービスの公開前チェックリスト」を作っていたのですが、けっこう育ってきたので公開します。このリストは、過去に自分がミスしたときや、情報収集する中で「明日は我が身…」と思ったときなどに個人的にメモしてきたものをまとめた内容になります。 セキュリティ 認証に関わるCookieの属性 HttpOnly属性が設定されていること XSSの緩和策 SameSite属性がLaxもしくはStrictになっていること 主にCSRF対策のため。Laxの場合、GETリクエストで更新処理を行っているエンドポイントがないか合わせて確認 Secure属性が設定されていること HTTPS通信でのみCookieが送られるように Domain属性が適切に設定されていること サブドメインにもCookieが送られる設定の場合、他のサブドメインのサイトに脆弱性があるとそこからインシデントに繋がるリスクを理解してお

    Webサービス公開前のチェックリスト
  • しずかなインターネットの技術構成

    こんなWebサービスをリリースしたので、技術的な話をまとめておこうと思います。 元々このサービスは、趣味の延長線のような感じで開発を始めました。競合にあたるnoteはてなブログなどのサービスが確固たる地位を築いているということもあり、「お金にはならないだろうけど、自分の趣味を詰め込んだものにしよう」というゆるい気持ちで開発を続けています(楽しい)。 選定の方針 趣味と言っても文章投稿サービスなので、ユーザーが少数であったとしても長期間運営しなければなりません。そのため、ユーザー数が少なければランニングコストが数千円/月以下、ユーザー数が増えたときは段階的にコストが上がるように選定を行いました。 アプリケーション フルスタックNext.jsアプリケーションをCloud Runにデプロイしています。各APIエンドポイントはNext.jsAPI Routesで生やしています。 Next.js

    しずかなインターネットの技術構成
    hem6
    hem6 2023/11/29
  • RemixをCloudflare Workersで動かす & KVでデータをキャッシュする

    2022/12/04 追記 RemixをCloudflare Pagesで動かせるようになりました。 詳しくは Deploy a Remix siteをチェックするのがおすすめです。 前回の記事 この記事ではRemixをCloudflare Workersにデプロイしつつ、Workers KVで外部APIから取得したデータをキャッシュしてみたいと思います。 Remixをローカルで開発

    RemixをCloudflare Workersで動かす & KVでデータをキャッシュする
  • Cloudflare WorkersでSSRができると何が嬉しいか

    Next.jsの対抗馬となりそうなReactのフレームワークでRemixのv1.0がリリースされました。 個人的にRemixでいちばん魅力を感じているのはCloudflare WorkersでSSRができるという点です(現状ではNext.jsCloudflare Workers上でSSRするのは難しい)。これがなぜ嬉しいのかと言うと、パフォーマンスを出しつつ、低コストで運用でき、大量のアクセスに対しても低コストでスケールできそうだからです。 そもそもSSRをする必要ある? ほとんどのWebサービスはSSRなしでSPAとしてビルドし、Cloudflare PagesやGitHub Pagesに静的ファイルをのせて動かせば十分だと思います。 例えば僕が先日作った個人開発のサービスもReact on Cloudflare Pagesの完全なSPAですが、SSRが必要な要素はまったくありません。

    Cloudflare WorkersでSSRができると何が嬉しいか
    hem6
    hem6 2021/11/24
  • Next.jsでrewritesを使うと全く関係ないページで再レンダリングが発生する

    【まとめ】Next.jsのrewritesは気軽に使わない方が良いかも 一つでもrewrites設定が書かれているとクライアントサイド含め色々な処理が発生する rewrites設定が一つでも書かれていると、rewritesのパターンにマッチしないページであっても再レンダリングが発生することがある JSのバンドルサイズが大きくなる可能性あり(next@v11.0.2 でrewriteをひとつ記述しnext buildしたところmain.jsが約4KB増えた)

    Next.jsでrewritesを使うと全く関係ないページで再レンダリングが発生する
  • ビデオ会議でカメラの映像の代わりに絵文字を配信するためのツールを作った

    ビデオ会議で顔出しNGな人でも感情を表現できるように、絵文字やテキストをカメラ映像代わりに表示するためのサービスを作りました。 自分のカメラ映像の代わりにこういうやつを表示 👆 こんな感じでZoomやGoogle Meetでのビデオ会議で、自分の顔の代わりに絵文字を表示できるサービスです。絵文字に動きをつけたり、自由に文字入力することもできます。 👆 画面共有ではなく、来自分の映像が表示されるスペースに、絵文字を表示させるような形で使います。 ユーザー登録なしで使えますが、ZoomやGoogle Meetにブラウザの画面を表示するためにOBSをインストールする必要があります。初回の設定手順は使い方ページで詳しく説明してあります。 作った理由 Zoomのイベントでパネルディスカッションに参加することになったからです(DevIO 2021)。顔は出したくないものの、自分だけ静止画のアイコ

    ビデオ会議でカメラの映像の代わりに絵文字を配信するためのツールを作った
    hem6
    hem6 2021/10/07
  • 絵文字をファビコンとして表示する簡単な方法

    2021/5/17追記 2021年5月現在、Safariではこの方法に対応していません。Safari用に別途ファビコンを用意する必要があります。 ちょっとしたWebサイトを作るときに地味に面倒なのがファビコンです。わざわざ画像を作るのも、どこかからちょうど良い画像素材を持ってくるのも、アップロードするのも面倒だったりします。 そんなときは絵文字をファビコンとして使いましょう。 やり方 先にやり方を載せておきます。これをHTMLの<head>の中へコピペすればファビコンとして絵文字が表示されます。 <link rel="icon" href="data:image/svg+xml,<svg xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22 viewBox=%220 0 100 100%22><text x=%2250%%22 y=%2250%%22 style=%

    絵文字をファビコンとして表示する簡単な方法
  • Cloudflare Pages・Vercel ・Netlify の違いや使い分けをまとめる

    Vercel VercelNext.jsなら特に設定しなくともSSRができる状態でデプロイできる。Nuxt.jsだとコミュニティが用意しているbuilderを使えばSSR対応アプリをVercelにデプロイできる。builderが用意されていないフレームワークでSSRを行うにはデプロイ周りで頑張る必要が出てくる。 VercelではちょっとしたWeb APIを用意したいときも、/apiディレクトリを用意してJSファイルなどを置いておけばまとめてデプロイしてくれる。 Netlify サーバーサイドで動かしたいスクリプトはNetlify Functionsで動かすことになるが、フレームワークごとに用意されているプラグインを使うことでまとめてデプロイができたりする。例えばnetlify-plugin-nextjsを使えばNext.jsでSSR対応したアプリを動かせるっぽい。またnetlify.to

    Cloudflare Pages・Vercel ・Netlify の違いや使い分けをまとめる
  • Next.jsのISRで動的コンテンツをキャッシュするときの戦略

    最近Next.jsのISR(Incremental Static Regeneration)を耳にする機会が増えてきました。Zennでも2021/3/17時点で記事やなどの一部のページでISRを採用しています。 ISRとは何か ISRを使うことで、動的なコンテンツを含むページも静的ページとしてCDNにキャッシュすることが可能になります。Next.jsのISRはドキュメントに書かれているようにstale-while-revalidateという考え方でキャッシュが行われます。 具体的には、リクエスト時にページのキャッシュを作成し、次のアクセスではキャッシュされた古いデータを返します。その裏で次のアクセスに向けてキャッシュが再生成されるというイメージです。 これによりユーザー投稿コンテンツであってもCDNにキャッシュしやすくなるというわけです。 Next.jsでのISRの実装 デプロイ先がVe

    Next.jsのISRで動的コンテンツをキャッシュするときの戦略
  • Next.js の InferGetStaticPropsType が便利

    Next.jsのサンプルリポジトリを眺めていたらInferGetStaticPropsTypeというものを見つけました。これを使うと、getStaticPropsでreturnされた値をもとに、Pageに渡されるPropsの型を類推してくれます。 ↓ ドキュメントはこちら これまではこんな感じで書いていた これまではPropsの型宣言を自分で書いていました。 import { GetStaticProps } from 'next'; // 👇 type Props = { posts: Post[] }; export const getStaticProps: GetStaticProps<Props> = async () => { const { posts } = await getPosts(); return { props: { posts, }, revalidate:

    Next.js の InferGetStaticPropsType が便利
  • チーム個々人のテックブログをRSSで集約するサイトを作った(Next.js)

    先日、こんな記事を見かけました。 テックブログは続かない - note.com 採用目的でテックブログを始めたものの、時間の経過とともに古い記事ばかりになる or すでに退職している社員の記事ばかりになる…というのはよく見かける光景です。 目の前のタスクが積み上がっている状況で、業務時間内にブログを書く時間を取るのはなかなか難しいと思います。 そうは言っても業務時間外に無償で会社のブログに書くのもなかなか気乗りしません。「数年以内に転職するかもしれない」という気持ちがあればなおさらです。記事が転職しても自分のものとして残るのであれば、書くモチベーションは上がるのかもしれません。 その後、こんなツイートを見かけました。 企業のテックブログと言えば「会社がひとつブログを作って、みんなでそこに投稿する」という形が当たり前になっていますが、たしかに個々人の投稿を集約する場所を用意するだけでも良いの

    チーム個々人のテックブログをRSSで集約するサイトを作った(Next.js)
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