「塩」は人間にとって欠かせないものでありながら、心臓発作や心疾患を抱える人にとって、ここ数十年、敵であるかのように言われてきました。しかし、米科学誌「Scientific American」では、塩分摂取量の多さと心疾患の因果関係はあまりないと言っています。「the American Journal of Hypertension(アメリカの高血圧ジャーナル)」に載っていた、メタ分析も含む6250人の被験者を含む7つの研究によると、塩分摂取量を減らすことで、長期的に見て心疾患に良い影響があったり悪影響があったりすることは、ほとんどないことがわかりました。Melinda Wenner Moyerさんは「塩分は健康によくないという結果が出た研究がそう言っているだけで、他の研究ではそのようなことは言っていません」。 この問題は、塩に対してどのように答えるかが、個人によって違うために起こったのかも