動画の「あー」「えーと」を自動削除 「Premiere Pro」新機能はどれほど使えるか、実際に検証してみた:小寺信良の「プロフェッショナル×DX」(1/3 ページ) 「Premiere Pro」に「フィラー音声の検出機能」が実装された。しゃべり途中のポーズ時間、すなわち「間(ま)」を自動検出する機能で、「えー」とか「あー」といった、間を持たせるための発音「フィラーワード」も検出・削除できる。実際どのように動くのか、またその先にある課題はなんなのか、検証してみた。
警察庁は2023年9月21日、「令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」というレポートを公開しました。ハクティビストの実行が疑われるDDoS攻撃や増え続けるクレジットカード不正、ランサムウェア攻撃の現状などサイバー空間を巡る情勢が詳細に解説されています。 そして、このレポートの中で登場した言葉がSNSなどでちょっとした注目を集めています。それは「ノーウェアランサム」です。本稿は、レポート内で“新たな手法”として紹介されているこの攻撃に迫ります。 新手の攻撃? “ノーウェアランサム”とは何か 企業や団体におけるランサムウェア被害ですが、2023年上半期において警察庁に報告があった件数は103件で、2022年以降高い水準で推移しています。数字だけに注目すると若干の減少傾向にあるようにも見えますが、これはあくまで報告があった件数であること、また攻撃側も攻撃対象を絞ってきて
アドビは9月13日、コンテンツ生成AI「Adobe Firefly」のWeb版と、同社の一部デスクトップアプリに統合されたFireflyの機能を一般公開した。これにより、Fireflyによって生成されたコンテンツの商用利用が解禁される。 一般公開版の概要 Fireflyは2023年3月からβテストが行われてきた。当初はプロンプト(文章)によるコンテンツ生成は英語にのみ対応していたが、日本語を含む多言語対応を進めるなど、機能の拡充を進めてきた。「Adobe Photoshop」「Adobe Illustrator」などのデスクトップ向けβアプリにも、Fireflyの技術が順次搭載されている。 →初登場時の記事 →Photoshopアプリへの実装時の記事 →Illustratorアプリへの実装時の記事 Adobe(アドビの親会社)によると、これまでにFireflyを使って生成されたコンテンツは
米Metaの新SNS「Threads」は、Twitterの対抗馬として急速にユーザーを集めているが、TwitterにあってThreadsにない機能は多い。 例えばハッシュタグや、フォローしているアカウント限定のフィード機能など。これらの機能に「取り組んでいる」と、Metaのアダム・モッセリ氏が述べた。 モッセリ氏は、Threadsに欠けている機能として、ハッシュタグや本文検索、フォローしている人限定のフィード、ソーシャルグラフの同期、fedeverse(他のオープンなSNSとの連携機能)のサポート、メッセージングなどを挙げ、「(開発に)取り組んでいる」と述べた。ただ、「完全な情報開示には時間がかかる」としている。 Threadsの登録ユーザー数はサービス開始から1日で3000万人を超えるなど急激に増加。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、Threadsの収益化と広告配信について「製品
関係筋によると、Twitterを運営する米X社は米Googleのクラウドサービス「Google Cloud」への支払いを再開した。 ニュースサイトの米Platformerは6月上旬、Twitterが契約更新を迎える中、支払いを拒否したと報じていた。 関係筋によると、X社のリンダ・ヤッカリーノ新CEOが同社とグーグルの関係修復に貢献しており、両社はGoogleのTwitterへの広告支出や、Twitterのデータアクセスツール利用を含むパートナーシップの強化を模索するという。 米実業家イーロン・マスク氏が2022年10月にTwitterを買収して以降、同社は積極的なコスト削減を実施。未払いの請求書を巡って家主や業者、コンサルタント会社などから訴訟を起こされている。 X社はコメント要請に応じなかった。Googleの広報担当者はコメントを控えた。 関連記事 TwitterがGoogle Clou
米OpenAIは、文章生成AI「ChatGPT」と、画像生成AI「DALL-E」のWeb版で、ユーザーが入力した内容をAIに学習させない「オプトアウト」を受け付けている。Googleフォームからオプトアウト申請できる。 「ChatGPT」「DALL-E」のWeb版では、ユーザーが入力した内容を、サービスの改善に利用することがあるという。 利用されたくない場合は、サービスのログインに利用しているGoogleアカウントから、Googleフォームで申請すれば、オプトアウトできる。オプトアウトされるのは、申請受付以降のデータのみ。 また、APIを介して送信されたデータは原則、モデルのトレーニングや改善には使われないとも表明している。 関連記事 ChatGPTにイタリアデータ保護当局が禁止命令 プライバシーの懸念で イタリアの個人データ保護当局がOpenAIに対し、ChatGPTの提供を一時的に禁止
米OpenAIのサム・アルトマンCEOは3月29日(現地時間)、5月か6月に、同社製品のユーザーと開発者、およびAIに関心のある人々と話し合うための世界ツアーを行うとツイートで発表した。訪問予定地には東京も含まれる。 「遊びに来て、機能のリクエストやその他のフィードバックを共有してください」としている。 AGI(Artificial General Intelligence;汎用人工知能)やChatGPTがテーマになる見込みだ。アルトマン氏はAGIを「一般的に人間より賢いAIシステム」と定義する。 参加申し込みページによると、訪問するのはカナダのトロント、米のワシントン D.C.、ブラジルのリオ、ナイジェリアのラゴス、スペインのマドリッド、ベルギーのブリュッセル、ドイツのミュンヘン、英のロンドン、仏のパリ、イスラエルのテルアビブ、アラブ首長国連邦のドバイ、インドのニューデリー、シンガポール
こんにちは! イラストレーターのrefeiaです。今日はイラストAIについて話していこうと思います。 はじめに 実は先日、PC USERの編集さんから「そろそろAIの記事でも」と打診いただいたんですが、「そんなの……“どうすんだこれ感”を高らかに歌い上げることぐらいしかできないんですが……」みたいな気持ちになりました。 とはいえ避けていてもしょうがないトピックでもあり、ついでに調べたり考えたりする機会になればお得かなという気持ちもあり、この記事を書くことにしました。 ちなみに、自分の今の立場は Stable DiffusionやNovelAIをいじったことがある それらのAIを制作のワークフローに組み込んだことはない ぐらいです。よろしくお願いします!(ネタバレですが、結論はありません) 急にジェネラティブAIが来た……? ここ半年ぐらい、見たことのないようなAIブームが来ています。SNS
なぜ人々は、ChatGPTという“トリック"に振り回されるのか? Google「Bard」参戦、チャットAI戦争の行方:清水亮の「世界を変えるAI」(1/8 ページ) OpenAIが2022年に発表した対話型AI「ChatGPT」の衝撃は、米国ビッグテック最強の一角であるGoogleを動揺させた。Googleは急ぎ「Bard」と名付けたAIチャットボットを投入し、巻き返しを図る。 側から見ていると急展開に心が躍る一方、果たしてこの戦いは本当に意味のあるものになっているのか。チャットボットを長年ウォッチしてきた筆者としてはハラハラする気持ちも少なくない。 まずは現状のAIチャットボット関連をまとめ、それからチャットボットの歴史を振り返り、現状、そして未来を予想してみたい。 深層学習チャットボット百花繚乱の2023年 最近になって深層学習をベースとしたチャットボットが注目を集めている。Open
米Twitterは8月5日(現地時間)、ゼロデイ脆弱性(既に修正済み)が悪用され、540万以上のアカウントと電話番号やメールアドレスの情報が流出したと発表した。 この脆弱性については1月、同社のバグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたという。昨年6月のシステム更新の際に発生したバグで、報告を受けて修正した時点では脆弱性が悪用された証拠はなかったとしている。 だが、米Restore Privacyの7月の報道で、この脆弱性が悪用され、アカウントリストが販売されていることを知ったため、影響を受けたことが確認できるユーザーには直接通知した。 この段階で公式ブログで発表するのは、「影響を受けた可能性のあるすべてのアカウントを確認することはできず」、特に匿名アカウントは国家などの標的になる可能性があるためとしている。 米BleepingComputerによると、アカウントと紐付けられたのは、電話番号
登山地図アプリ「YAMAP」を運営するヤマップ(福岡県福岡市)は6月7日、21年に発表した「道迷いしやすい登山道」の一部に標識が設置され、迷う人がいなくなったと発表した。アプリ利用者のデータを分析して分かった。 ヤマップはアプリ内で利用者から寄せられた「迷いやすい」タグ付きの投稿と登山者の軌跡(移動)データを分析し、国内の登山道でとくに迷いやすい地点5カ所を「道迷いしやすい登山道」として21年8月に発表した。同社の働きかけもあり、このうち神奈川県内にある2カ所に標識が設置された。 1カ所は神奈川県と山梨県との県境に位置する西丹沢の大界木山~浦安峠で、21年9月に標識が1本設置された。その後、YAMAPの軌跡データを分析したところ、道を間違える人はゼロになったという。 もう1カ所は神奈川県の丹沢山、櫟山~栗ノ木洞に位置する登山道で、21年の12月に案内標識が設置された。こちらも設置後は道を間
NTTグループのNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは5月18日、2020年7月に提供終了した同社のアクセス解析ツール「Visionalist」で使っていたドメインが何者かに取得されたと発表した。情報セキュリティ上問題のあるスクリプトが設置されている可能性があるとしている。 問題のドメインは「tracer.jp」。以前はVisionalistのログ収集システムを置いていたが20年のサービス終了に伴いドメインを廃止していた。ユーザーがWebサイトに設置したアクセス解析用のスクリプトを放置していると、意図せず悪意のある処理が実行される恐れがある。 同社はサービス終了時、ユーザー向けにアクセス解析用スクリプトを削除するよう呼び掛けていたが、今回の件を受けリスク回避のため改めて注意喚起した。 関連記事 ドメイン名の乗っ取りを防ぐサービス ムームードメインで提供開始 GMOペパボは
4月1日は、練馬区民にとって待望の日だった。練馬区で最も使われているシェアサイクルサービス「ドコモ・バイクシェア」が、東京都の他区とつながるようになったからだ。 新たなシェアサイクル社会実験を開始します ドコモ・バイクシェアは2012年にスタートした、自転車シェアリングサービス。練馬区は遅れて2018年に対象となった。しかし、他の地域とはつながらない「鎖国」状態での運用だった。練馬区内で乗り始めたら、練馬区で返却しなければならない。「カエサルのものはカエサルに、練馬のものは練馬に返しなさい」というわけだ。さらに、シェアサイクルが置かれている場所(サイクルポートと呼ぶことが多い)は練馬区全域というわけではなく、石神井台、上石神井、大泉学園、光ヶ丘という一部地域に限定されていた。 区外にシェアサイクルで行こうとすると、別のサービスを使わなければならなかった。このため筆者は競合サービスのHELL
botの開発者は、Twitter API経由でラベル適用を選択する必要がある。 botは、不正利用されることもあるが、天気予報やニュース速報など、役立つものも多数ある。それでも人間ではなくbotであることが分からないと混乱を招くとして、Twitterは開発者ポリシーでbotをbotと明示することを義務付けている。ラベルを表示することで、さらに分かりやすくなるだろう。 同社は故人アカウントのラベル表示も予定しているが、こちらはまだ実施されていない。 関連記事 Twitter、菅首相など政治家のラベル表示開始 Twitterが日本を含むG7などの国の政府機関や政府関係者の公式アカウントにラベルを表示し始めた。日本では菅首相や外務省のアカウントにラベルが表示されている。 Twitter、追悼アカウントとbotアカウントのバッジを2021年に提供する計画を発表 Twitterが2021年、botと
海外で人気の単語推測ゲーム「Wordle」にインスパイアを受けたクイズゲーム「漢字ル」が公開されている。基本的なルールはWordleと同じで、指定された回数の中で単語を当てる。漢字ルでは四字熟語を出題し、チャレンジは20回まで可能だ。 開発したのは、はてなの大坪弘尚CTO。「自分の母語である日本語でWordleを実現するとなるとどうなるか」と考えたことが開発のきっかけという。「漢字を使うと、文字種が多くて難しすぎるだろうけど、部首の情報を使えればヒントになるのでは?」とアイデアを膨らませ、一晩のうちに実装から公開までに至ったとしている。 文字の位置や内容が合っている場合にはタイルの色が変わるヒント機能の他にも、漢字ルの独自ルールとして漢字内の部首など一部のパーツが合っている場合にも色が変わる機能を実装している。 20回のチャレンジ回数と部首によるヒント機能から察しがつくように、このゲームは
アドビは2月7日、イラスト制作ソフト「Illustrator」で起動できない不具合が発生していると発表した。他社のセキュリティソフトが競合していることが原因という。具体的なセキュリティソフト名の公表はしていないが、回避方法として、トレンドマイクロの「特定のファイルをウイルス検索から除外するには」のヘルプページを例として挙げている。 不具合の例としては「起動コマンドを実行しても反応がない」や「一度起動した後、それ以降タスクが残り起動してこない」「何らかの更新やアップデート後にIllustratorが起動しなくなる」などが見つかっているという。類似する状況の場合、セキュリティソフトの設定画面から例外設定をした後にPCを再起動し、Illustratorの動作を確認するように案内した。 例外設定に加えるパスは、フォルダの場合は以下の5カ所。 C:\Program Files\Adobe C:\Pr
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米MIT CSAILと米Facebook Reality Labs(現Meta Reality Labs)の研究チームが開発した「InfraredTags: Embedding Invisible AR Markers and Barcodes Using Low-Cost, Infrared-Based 3D Printing and Imaging Tools」は、3Dオブジェクトの内部に目立たないようにタグを埋め込む技術だ。QRコードやArUcoマーカー、バーコードなどの肉眼では見えない2次元タグを埋め込み、赤外線カメラを通してなら読み取ることができる。 研究では、複雑な加工や高額な
凸版印刷は11月30日、顔写真1枚からリアルな3Dアバターを自動生成できるサービス「メタクローン・アバター」を、メタバース関連企業向けに開発したと発表した。メタバース上の会議室にアバターで集まって会議をしたり、バーチャルショッピングでアバターに服を試着させたりといった用途を想定する。 今後は、アバターに本人の肉声や表情、人格を再現するサービスを追加する他、アバターが本人の“デジタル分身”と認証するための基盤などを開発し、「メタクローンプラットフォーム」を構築する計画だ。 メタクローンは、GANなどのAI技術を活用し、クリエイター向けAIツールなどを提供するラディウス・ファイブと共同で開発したサービス。 正面を向いた顔写真をアップロードし、身長・体重を入力すれば、アバターを短時間で自動生成する。低解像度の写真やモノクロ写真、絵画からでも、リアルな3Dアバターを生成できるという。架空の人物の顔
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