3日午前9時半ごろ、東京都東村山市恩多町の空堀川の河川敷で、近くで草刈りをしていた女性が泣き声に気付き、土に半ば埋まった状態の乳児を発見して助け出した。 警視庁東村山署によると、見つかったのは生後間もない男児。河川敷に掘られた深さ12~13センチの穴の中に仰向けでおり、上から土がかけられていた。手が土中から出ている状態だった。タオルにくるまれ、へその緒はついたままだったが、目立った外傷はなく、命に別条はないという。署は、男児が故意に埋められたとみて、保護責任者遺棄の疑いで捜査している。 現場は西武新宿線久米川駅の北東約700メートルで、周辺は住宅街。