衆院議員で無所属の上西小百合氏(34)=比例近畿=は22日、次期衆院選で「臨時国会冒頭解散の場合、(衆院選に)出馬しない意向を固めた」とする文書を報道各社に送った。25日に記者会見を開き、説明するという。 上西氏の事務所関係者によると、上西氏は次期衆院選で地元の大阪7区では野党統一候補が必要だと主張し、各党と協議したが不調に終わり、自らの立候補を見送るという。今後は、政治評論家やタレントとして活動する考えだという。 上西氏は、2012年の衆院選で当時橋下徹氏が率いた日本維新の会から大阪7区で立候補し、比例復活で初当選。2期連続で比例復活当選したが、15年4月に衆院本会議欠席を巡る問題で当時所属していた維新の党から除名処分を受け、その後は無所属で活動していた。