8月の横浜市長選を巡り、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)が無所属で立候補する意向を固めたことが、分かった。8日に市内で記者会見し、正式表明する。 市長選への出馬を表明したのは7人目。自民党の小此木八郎・前国家公安委員長(56)や、立憲民主党から推薦を受けた元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の取りやめや反対を掲げ、立候補を表明している。誘致を推進してきた現在3期目の林文子市長(75)は態度を明らかにしていない。関係者によると、田中氏はIR誘致に反対の立場という。