首都大学東京システムデザイン学部の須田拓也研究支援員と串山久美子教授らは、ドミノが倒れる瞬間にメッセージを表示する「残像ドミノ」を開発した。ドミノの上面にLED(発光ダイオード)を配置、倒れる瞬間にLEDが明滅してアルファベットを表示する。知育玩具として提案、実用化を目指す。 ドミノの上面にLED7個搭載した。加速度センサーで転倒を検知すると、LEDが5回明滅する。すると7×5ピクセルの文字を表現できる。ドミノは1センチメートル間隔で並べると、ドミノが倒れる間隔は約0・02秒。人間の残像保持時間が約0・1秒のため、5文字程度の残像が見えることになる。 試作機は大きさは23ミリ×46ミリ×8ミリメートルと、普通のドミノと同じサイズに設計。普通のドミノに混ぜて遊べる。広角のLEDを採用したため、転倒中に方向が変わっても光量が変わらない。アルファベット26文字を表示でき、ドミノを縦に振ると表示文
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