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ブックマーク / honz.jp (5)

  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』10指腸 2018年09月22日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

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  • ”我は死なり 世界の破壊者なり”  『原子爆弾 1938~1950年』 - HONZ

    ”我は死なり 世界の破壊者なり” 『原子爆弾 1938~1950年』いかに物理学者たちは、世界を残虐と恐怖へ導いていったか? If politics is the art of the possible, research is surely the art of the soluble. 政治を可能性追求のアートとするならば、 研究は間違いなく問題解決を追求するアートである。 免疫学でノーベル賞を受賞したピーター・メダワー卿の言葉だ。このは、原子爆弾の開発において、この言葉が現実化した過程を描いたものである。 こんなは読んだことがない。あたりまえかもしれない。あるひとつのことをめぐって、これだけいろいろなことが錯綜した物語はほとんど存在しないのだから。核分裂現象の発見から、原子爆弾の開発、その使用、そして、冷戦下における抑止力。その巻、600ページを超え、登場人物のリストは250人を

    ”我は死なり 世界の破壊者なり”  『原子爆弾 1938~1950年』 - HONZ
    hex64
    hex64 2015/04/14
  • 『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 未来は変えられるか? - HONZ

    5年ほど前、通っていた小学校が廃校になった。私が通っていた20数年前にも全校生徒数は70名弱だったというのに、30代となった同世代のうち今も地元にとどまり子どもを育てているのは数名だというのだから、当然ともいえる結果だ。小学校の次は何がなくなるだろうか。パンチパーマのオヤジがやっていた床屋だろうか、帰り道に寄っていた駄菓子屋だろうか。30年後には街そのものがなくなっても不思議ではない、帰省するたびにそんな思いが強くなっていた。 人であふれる東京で暮らしていると想像し難いが、似た状況に陥っている日の自治体は少なくない。著者らが全国の人口データを分析した結果、「消滅可能性都市」とされた自治体は全自治体の半数にも及ぶ896である(消滅可能性都市の定義は、2010年を基準として2040年までに20~39歳女性が5割以下に減少する自治体)。消滅可能性都市のリストは書の巻末にも収録されており、日

    『地方消滅 東京一極集中が招く人口急減』 未来は変えられるか? - HONZ
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    hex64 2014/09/02
  • 実録が現実を喰う!『映画の奈落』北陸代理戦争の仁義なき場外戦 - HONZ

    やくざ映画にドンパチはつきものである。だが、映画と全く同じシチュエーションで実際にモデルとなった組長が殺害されるーーそんなミステリーさながらの事件を引き起こした、前代未聞のやくざ映画があった。 映画『北陸代理戦争』は、”北陸の帝王”と呼ばれた福井川内組組長、川内弘をモデルにした「東映実録やくざ映画」である。映画と現実が連動し、シナリオが進行中のやくざの抗争に影響を与えたという逸話のインパクトは、他の追随を許さない。 この映画、様々な意味で曰くつきの映画と言われている。当初は、東映のヒットシリーズ『新・仁義なき戦い』の最終作として企画されながら、主演の菅原文太が降板したため、『仁義なき戦い』のタイトルを外される。撮影が始まるや否やトラブルが続出し、予告編に登場する渡瀬恒彦は事故のため映画に出演していない。挙句の果てが、俗に三国事件と呼ばれる事件での新聞沙汰である。 そして事件が起こるまでの経

    実録が現実を喰う!『映画の奈落』北陸代理戦争の仁義なき場外戦 - HONZ
    hex64
    hex64 2014/07/21
  • 『ヨーロッパ覇権以前 (上下)』by 出口 治明 - HONZ

    マクロ経済学は「ルーカス批判(1976年)」の前後では全く様相を異にする、と言われているが、歴史学も、おそらくウォーラーステインの「近代世界システム(1974年)」前後では同じことが言えるだろう。その後、ウォーラーステインに触発されてすばらしい研究が相次いだが、書はその中でも最も印象に残った1冊であった。10余年振りに再刊されたので改めて再読してみたが、4半世紀前の著作とはとても思えないみずみずしさは健在だった。およそ物は色褪せることがないのだ。 著者は、「近代世界システム(16世紀)」が成立する以前にも世界システムは存在した、と主張する。そして、A.D.1250年から1350年の世界を俎上に載せる。この時代には8つの回路が世界システムを構成していた。書は三部に分かれているが、第一部ではヨーロッパ・サブシステムを取り上げる。フランドルの商工業がシャンパーニュの大市を介して地中海と結ば

    『ヨーロッパ覇権以前 (上下)』by 出口 治明 - HONZ
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    hex64 2014/06/16
    『ヨーロッパ覇権以前 (上下)』by 出口 治明 - HONZ
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