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ブックマーク / tagomoris.hatenablog.com (11)

  • Nginx 1.13 の http_mirror_module を試す - たごもりすメモ

    みなさんにも、さまざまな過去の経緯からくる微妙挙動を満載した外部ユーザ向けのHTTPサーバをリプレイスしたりするとき、実際にガツンとやっちまう前にちょっとリクエストを分岐して挙動と性能を確認したい、と思うことがあると思います。考えるだけでつらい気分になってくるやつ。でもやったほうが100倍マシなやつ。 どうしよっかなとちょっと考えたところ、少し前にこんな話があったのを思い出すはずですね*1。 asnokaze.hatenablog.com とはいえヨッシャ使うぞといきなりぶちこむこともできないので、まずいくつか試してみることにする。 準備 前提としては以下のように、元のアプリケーションと同じにホストにリバースプロキシが立っており、そこのnginxで http_mirror_module を使う、という想定*2。ミラー先はどこか適当なアプリケーションサーバ(あるいはロードバランサ)で、元アプ

    Nginx 1.13 の http_mirror_module を試す - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2018/04/03
  • 専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ

    ちょっと最近腹に据えかねる記事がネットで散見されるので敢えてアレなタイトルで、よろしくおねがいします。 なおこの記事は、自分はソフトウェアエンジニアリングの専門家であるので、そのような領域を大雑把に想定して書かれております。が、たぶん他の専門領域においても似たような状況なのではないかと推察しております。 専門用語ばかり使って会話するような人は当のプロではない という言説を最近ちょくちょく見ますね。曰く、普通の人に説明できないようではダメだ。曰く、普通の人でも重要性が理解できないように話せないということは、実際にはお前のやっていることは重要ではないのだ。曰く、専門用語ばかりで会話するようでは実際の能力はわからない、専門用語などわからなくても当に能力がある人にはあるのだ。 んなわけねーだろ。 専門家というのは、非専門家には扱えない問題を扱う専門家だから専門家として働けていて、それなりの待遇

    専門用語を並べてしゃべる専門家は許せない、という人は愚かである、という話 - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2016/12/05
  • ISUCON6決勝を戦って敗北した - たごもりすメモ

    ぼーっとしてたら1週間が経過してしまった。先日のエントリのとおりISUCON6決勝に通ったので戦ってきた。チームはもちろん引き続き @joker1007 と @tnmt との3人、チームJingisukan。そして負けた。6位。 やったことは色々あったし、それ以上やれることも、やっていてうまく結果に出しきれなかったことも色々あった。後悔することもあるけど、出題内容の中で自分(たち)がよく知らず最適化しきれなかったこともあったので、順位はともかく勝てなかったのはしょうがなかったなあ、という感じ。 おおざっぱに経緯を記しておこうと思う。 あれこれ 事前準備は特になし。空のリポジトリを用意したくらい。 当日は余裕をもってチームで集まったので、雑談したりうろうろしながらリラックス。競技開始後、出題内容見てウヘーってなってた。 とりあえずデプロイしてみるも、10コア制限にひっかかってうまくいかず。参

    ISUCON6決勝を戦って敗北した - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2016/10/31
  • msgpack-inspect を作った - たごもりすメモ

    MessagePackはJSONぽいけどバイナリでデータサイズが小さく抑えられ、またシリアライズ/デシリアライズが比較的高速であるとして広く使われておるところであります。なんか #linedevday にいるせいで口調がおかしいな。 が、バイナリなせいでデータを作ったあとその内容が正しいかどうか確認するのがいまいち面倒くさく、いちいちunpackするスクリプトを書いて中身を見る必要がある。JSONみたいに目で見て思った通りの表現になっているかどうかを判別するのは普通の人間にはなかなか難しい*1。 このため開発時にデータがバグってるのかコードがバグってるのかが分かりづらく、MessagePackを利用したアプリケーションおよびサービスを開発する上で問題になっていた。 ので、MessagePackのバイナリデータをわせると内容を分かりやすくダンプしてくれるツールを作った! のです! msgp

    msgpack-inspect を作った - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2016/09/30
  • CRuby/JRubyで実行可能かつmrubyでビルド可能なコードを書く - たごもりすメモ

    msgpack-inspectを作った話に書いたが、このツールはエントリにも書いたとおり rubygems.org に公開されていて CRubyJRuby でインストール・実行可能である。その一方でバイナリをダウンロードするだけで使えると便利だよねってことで、mrubyでクロスコンパイルしてリリース版が置いてある。 これは実はそこまで簡単ではなくて、Rubyの機能のうちmrubyでもサポートされている文法や組込みライブラリの範囲しか使えないのはもちろん、たとえば外部のライブラリに依存する機能*1などは mruby でクロスコンパイルしようとすると地獄を見ることなどもある。 そんな事情もあって、今回クロスコンパイルしたリリースに成功するまで、けっこうな手間をかけた。ここにそのへんをざらっと書いておこうと思う。 やったこと mruby-cliを使う 基的にmrubyでビルドするための準

    CRuby/JRubyで実行可能かつmrubyでビルド可能なコードを書く - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2016/09/30
  • Fluentdでparser用の正規表現を書く・試す - たごもりすメモ

    こんなエントリを目にしたので、なんか書こうかなと思った。 fluentdのformat(正規表現)の作り方について試行錯誤中 #fluentd - Glide Note - グライドノート Fluentd の in_tail や拙作 fluent-plugin-parser ではログのparse用の正規表現を指定することになるが、確かにこれを設定してログを流して試して直して、というのはいささか効率が悪い。ので、簡単に試す方法を書いてみる。 なお irb を使う手順。ruby 1.9系がインストールされていればたぶん入っているけれど td-agent だとちょっとどうだっけ。適当にがんばっていただきたい。 とりあえず以下のようなログをparseしたいとする。 Jul 16 00:45:47 BJA login[58879]: USER_PROCESS: 58879 ttys002irbを起動

    Fluentdでparser用の正規表現を書く・試す - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2016/03/03
  • xargs を使ってカジュアルに並列処理 - たごもりすメモ

    シェルからでも重い処理というのはちょこちょこあって、例えば超デカいログファイルを移動して圧縮したりというお仕事は世界中のあらゆる場所で毎日行われていたりする。コマンドラインからでも大量の圧縮済みログファイルをいっぺんに展開したい、とか。 あるディレクトリ以下に存在するたくさんのファイルを(圧縮済みのものを除いて)全部 bzip2 圧縮したい!と思ったら、とりあえずさくっと次のようにコマンドラインで叩けばいい。 $ find . -not -name '*.bz2' | xargs bzip2 これで、まあそんなに問題なく効率的にbzip2圧縮ができる。だがしかし。 最近は複数コアのCPUが普通に転がってるし、あまつさえHyperThreadingが有効になってたりしてOSから見える論理CPU数がハンパない。普通に8とかある。その一方で複数コアを使用してくれるコマンドというのはあんまりなくて

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    hfmgarden 2016/01/04
  • Fluentd out_forward における最適化パラメータいくつかの話 - たごもりすメモ

    Fluentdのデータをネットワーク経由で転送するための組み込みプラグイン out_forward には最適化のための設定がいろいろあるが、内部構造への理解がないとなかなか意味がわからなかったりするものも多い。ので、あんまりいじってる人はいないんじゃないかという気がする。 最近複数の転送先へのロードバランスを out_roundrobin ベースの方法から out_forward の機能を使った方法に切り替えてみたので、ついでにそのあたりについて書いてみる。 (おまけ) out_roundrobin と out_forward(のロードバランス)の違い out_roundrobin は event stream の emit つまりFluentd内部における最小の配送処理単位ごとに配送先プラグイン(のインスタンス)を切り替える。可能な限り細かい単位で配送先をバラけさせたいときはこちらを使う

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    hfmgarden 2015/11/15
  • 続: OSSプロダクトとコミュニティの話 - たごもりすメモ

    先日書いた通りYAPC::Asia Tokyo 2015でOSSの開発とメンテナンスについての私見を話したところ、会場で id:t-wada さんから強烈な質問と、その後にまとまった量のエントリがきた。 t-wada.hatenablog.jp t-wadaさんの問題意識については上記エントリを読んでいただくとして、これに関連してYAPC::Asia期間中にいろいろな人と話したこと、およびその後に考えたことなどをまとめて書き下しておこうと思う。 明快な結論は無い。無いが、自分にとってのなんとなくの指針のようなものには多分なっており、こういうことを考えて自分はこれからコードを書くんだろうな、という気がする。 なお前提として自分がYAPC::Asia Tokyo 2015で話した内容がベースにあるので、できればそちらを把握しておいてほしい。t-wadaさんのエントリにあるメモは話した内容をよく

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    hfmgarden 2015/08/31
  • 小中規模のIT系企業における技術的選択と雇用戦略に関する雑感 - たごもりすメモ

    でっかい主語で入ったが、要するに2月にあちこち会社巡りをしたときに感じたことについてつらつら書こう、というのが目的。 特定の会社について書いてもしょうがないので、あれこれ*1回ったうちから少なくとも2〜3ケースで該当するなあ、と思ったことについて書く。特定の1社のみに該当する事項はこのエントリにはひとつも出てきません。 またエントリの主旨からして超上から目線になりますが、どうかご容赦ください。 これから成長が格化するのでインフラを支えられる人材がほしい 正直に言ってこれが一番多かったパターン。スタートアップ的にサービスを作ってきたがその一方でデプロイや監視などの運用まわりが後手後手になっており、そのあたりを支えられる人物がほしい。 話としてはわかるのだが、気になったのは、これを聞くとき、詳しい内容を突っ込んでみると、どうも実際にはそう困ってはいない、というケースがほとんどだったように思え

    小中規模のIT系企業における技術的選択と雇用戦略に関する雑感 - たごもりすメモ
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    hfmgarden 2015/05/11
    “何が技術的な差別化ポイントであり、本質的な技術的困難は何であり、今もっとも深刻な技術的課題は何か。”
  • 本番環境でのperl/ruby/nodeのセットアップ - たごもりすメモ

    番環境にperlとかrubyとかnodeを入れるんだけど、もちろん system perl じゃやってられないので指定したバージョンのものを一般ユーザの管理下に突っ込みたい。 で、そういうのをこれまで perlbrew とか rvm とか rbenv とか nvm とか nodebrew とかでやってたんだけど、さすがに色々疑問が湧いてきた。バッチで単発実行するために eval "$(rbenv init -)" とかさすがにおかしくね? みたいな。 ということで tokuhirom method 的にインストール用の簡単コマンドを使って実行、あとはパスを通せばいいじゃん、ということにしようかと思う。 参考: サーバーのセットアップは perlbrew とかじゃなくてよくね? という時のライフハック - blog.64p.org これ、今朝までは Perl::Build をどうにかしてC

    本番環境でのperl/ruby/nodeのセットアップ - たごもりすメモ
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