昨夜は慶應義塾大学のキャンパスで「よいことプラットフォーム」の第1回研究会が開催された。 この研究会の起源は2月11日〜13日まで小淵沢で開催された第3回G1サミットである。IT・インターネットの専門家が集まったワークショップの中で、「GPS等の位置情報を結集することで、世の中の役に立つプラットフォームを作り上げよう」ということで、まず研究会を立ち上げて具体的に行動を起こすことにした。おそらく、今回のG1の中では最速の行動であろう。参加メンバーも研究者、経営者、そして政治家の私と、実際にプラットフォームを立ち上げていく力量を秘めたメンバーだ。 プラットフォームの概要を説明しよう。 携帯電話会社はネットワークを運営していく上での必須情報として加入携帯電話がいまどこにいるか、どう移動しているかを把握している。この情報を加工するだけで、昼間人口と夜間人口やその途中の動態を分析することが可能