昨年、フランスの哲学者ジル・ドゥルーズの入門書ともいうべき『動きすぎてはいけない』でも話題を呼んだ、哲学家・批評家の千葉雅也さんによる新書『別のしかたで ツイッター哲学』がこの度、刊行されました。 ツイッターでのフォロワー数が1万人を超える千葉さん。本書には千葉さんが2009年から2014年にかけてツイートした文章の中から、厳選されたものが収録されています。 「新しい順序、見出し、余白、表紙など、造本によって過去のツイートに新しい『作動配列 agencement』(ドゥルーズ&ガタリの概念)を与え」たのだ、と千葉さんは言います。 またその内容は、「風物への感想、思考法・勉強法、行動、生/性について、芸術論、哲学研究のアイデアなど、色々な内容のフラグメント(断片・断章)が、時系列ではなく、新しいリズムで提示されています」と、あとがきにて述べられているように、哲学的思考の断片を綴ったものから、
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