朝日新聞デジタル有料会員(プレミアムコース・ダブルコース)の方なら、ログインするだけで論座の全コンテンツをお楽しみ頂けます。 申し込みはこちら トップページはこちら
![法と経済のジャーナルトップ|論座 - 朝日新聞社の言論サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/141691fb19d6d163034caa8fb0217dce74606f39/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwebronza.asahi.com%2Fstatic%2Fimages%2Fogp.png)
最近他の人のブログを読んでいて、これはちょっとやだなー、と思うことがあって理由を考えてみると、どうやらテンションの高さにあることに気づいた。私はそもそもブログに限らず、実生活でもテンションの高い人が好きではなく、例えば遠足の前日の子供とかも鬱陶しくてそうそうに寝かしつけたくなる。大人でも、たまにそうなるから鬱陶しい。だから、私もそうならないように、楽しみなことが近づいてきても、なるべく平常心でいようと心がける。平常心、では無意識で高いテンションがデフォルトになってしまうから、低いテンション、むしろこの出来事がやってきて私は不幸でたまらない、という風に振る舞うことにしている。 そういう性格だから、内向的で本を読んだりするのが好きなのかしら、と思った。だけれど私は同時に飽きっぽい性格で、集中しすぎると頭が痛くなったり気持ち悪くなったりするので、いわゆる「オタク」と呼ばれる凝り性の人たちとも歩調
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 戦後思想の「巨人」たち 高澤秀次 著 Tweet mixiチェック 2015年10月4日 ◆批判して見えてくる未来 [評者]上野昴志=評論家 いささか誤解を招きやすい書名だとは思う。戦後思想を担った「巨人」たちの仕事を検証した本のようにも思えるからだ。だが、実際は、二〇一一年の3・11以後の現在から、戦後思想の臨界点を見定め、死すべきものには、はっきり引導を渡し、「未来の他者」に向けての道筋をつけようと試みた意欲的な論集である。 すなわち、第一章の吉本隆明、第二章の江藤淳、第三章の埴谷雄高と大西巨人までが、戦後思想の「巨人」たちとして検証と批判の対象となり、第四章の柄谷行人、第五章の大澤真幸と上野千鶴子を通して、可能性としてのコミュニズムや「未来の他者」を探るという構成になっているの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く