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2016年8月19日のブックマーク (2件)

  • 第20回 資本主義的主体 part9|資本主義の〈その先〉に|大澤 真幸|webちくま(1/3)

    ※推奨ブラウザ:Google Chrome / Firefox 行動的禁欲 ヴェーバーによれば、プロテスタンティズム、とりわけカルヴァン派の予定説は、ある種の禁欲を可能にし、それが資主義の精神へとつながった。だが、ここで疑問がもたれるだろう。禁欲を命じたり、あるいは好ましいとすることは、何も、キリスト教のプロテスタンティズムに限られた特徴ではあるまい。禁欲に高い価値をおく宗教はほかにもたくさんある。プロテスタントのそれは、何が特別なのか。たとえば、仏教の出家者も多くの戒律を与えられ、禁欲を求められる。釈尊は極端な苦行を無意味だとしたが、それでも、厳しい修行、苦行に勤しむ僧は多く、その禁欲の程度はすさまじい。こうした禁欲と、プロテスタンティズムの禁欲には何か違いがあるのか。 ヴェーバーは、プロテスタントの禁欲を特徴づけるために、しばしば、「行動的」という形容詞を用いている。「aktive

    第20回 資本主義的主体 part9|資本主義の〈その先〉に|大澤 真幸|webちくま(1/3)
    hharunaga
    hharunaga 2016/08/19
    “市場こそが神であり、よく売れることが、(最後の審判の)救済の判定に対応している。…最後の審判の(無限の)反復は、「未だ」と「既に」しかない時間をもたらす。…これが、資本主義の時間である”(大澤真幸)
  • 東京オリンピックで食材が足りない?!――21世紀の持続的農業生産/二宮正士 - SYNODOS

    東京オリンピック・パラリンピック開催に向けてでも騒ぎになっている。「豊かな日でおもてなし」までは良かったが、実は材が「足りない」という話である。日は独自の文化と密接に関係しながら、四季を感じさせる材、多様な地域材、夏でも新鮮な魚介類など、世界に誇れる豊かなに満ちあふれている。 そればかりか、もともと外来起源であったラーメンカレーなども独自に進化する中、日として逆に世界に広まっているものも少なくない。牛肉のように明治以前は日では全くべなかったようなものですら世界ブランドになっている。日産ワインが世界で金賞を獲得することもめずらしくない。そのような日が世界に広がるのを誇りに思っていた矢先のできごとである。 「足りない」というのはどのようなことだろうか。実は、オリンピック・パラリンピックの求める「要件を満たす」材が足りないということである。もともとオリンピック

    東京オリンピックで食材が足りない?!――21世紀の持続的農業生産/二宮正士 - SYNODOS
    hharunaga
    hharunaga 2016/08/19
    「(日本では)消費者も食の安全ばかりに気を取られ、生産現場における持続性についてはほとんど関心がないのが現状である」