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2017年1月27日のブックマーク (2件)

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    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

    hharunaga
    hharunaga 2017/01/27
    「本書は、本書に対する反応如何によって、読者各々の<階級的無意識>を明らかにする、<現代思想における政治>的リトマス・ペーパーたらんとしている」。書評『ダーク・ドゥルーズ』。
  • 脱原発への道 対談:佐藤嘉幸×田口卓臣|紙面掲載した書評をご紹介「図書新聞」の書評コーナー│オンライン書店e-hon

    脱原発への道 ――――民主主義のあり方を変えるために 対談:佐藤嘉幸×田口卓臣 ■福島第一原発事故から六年目の年を迎える。だが、日政府は避難者の帰還促進政策、賠償や支援の打ち切りを進める一方、原発の輸出攻勢を強めている。電力会社は原発の再稼働に邁進している。まるで過酷事故などなかったかのような、原発推進政策のオンパレードである。その陰で、被曝者や避難者は棄民にされ、忘却に晒され続けている。 佐藤嘉幸・田口卓臣著『脱原発の哲学』(人文書院)は、原発事故で露呈した日近代の工業化と軍事化、国家と資の論理、それに組み込まれた科学技術のイデオロギー性や差別性などを系譜学的に検証した重厚な一冊だ。著者たちの提起する哲学の射程は、安保法制と集団的自衛権、憲法改正へと国策を進める政府を支える構造にまで及ぶ。そこからは、脱被曝=脱原発のラディカル・デモクラシーへと向かう、批判的知の可能性が見えてくる。

    脱原発への道 対談:佐藤嘉幸×田口卓臣|紙面掲載した書評をご紹介「図書新聞」の書評コーナー│オンライン書店e-hon
    hharunaga
    hharunaga 2017/01/27
    “現在の日本は決して「平時」ではない。福島第一原発の過酷事故が収束していない以上、法的に見て「緊急事態」が継続中です。別の言葉で言えば、「例外状態の常態化」(ベンヤミン)ということになります”