東京都の対策について、小池百合子知事は23日の定例会見で「人と人との接触をどのようにして抑えていくか。緊急事態宣言に伴って、法的根拠が一段上がる中での対応だ」と力説した。施設への休業要請などを幅広く行い、感染防止の徹底を呼び掛ける。 夜間の外出を抑えるため、街中の看板の照明やイルミネーション、ネオンといった電飾を午後8時以降は消灯するよう、事業者や関係団体などに要請することも表明。「街灯を除き、全ての明かりを消すように徹底していきたい」と語った。 繁華街周辺の路上や公園などで飲酒する人が増えていることについては、都と区市、警察などが連携し、やめるよう声をかけながら巡回する取り組みを説明。23日から開始し、路上飲みの「防止」に努めるとした。(原昌志)