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2022年4月18日のブックマーク (3件)

  • NHKがウクライナ避難民インタビューで「字幕改変」か 大学教授が指摘

    戦禍を逃れ、日へと避難してきたウクライナ人女性が、神妙な顔つきで心境を吐露する。 「今は大変だけど平和になるように祈っている」 画面下の字幕にはそう記されている。4月10日、NHKの正午のニュースで、ウクライナのザポリージャから来日した女性が取り上げられた。祖国を憂い、平和を祈るウクライナ人女性のインタビューに映るが、発言内容に疑問の声を上げるのは、ロシアウクライナ情勢に詳しい青山学院大学名誉教授の袴田茂樹氏だ。 「実際にニュースを見ていて、強い違和感を持ちました。映像中の女性の言葉は、南方アクセントのロシア語とウクライナ語のミックスで、直訳すると『私たちの勝利を願います。勝利を。ウクライナに栄光あれ』と話しています。戦争に勝つことを願う主旨の発言で、平和云々は語っていない。NHKの字幕は意訳ではなく戦闘を悪とする平和主義の意図的な改変だと感じました」 NHKは昨年12月、東京五輪の公

    NHKがウクライナ避難民インタビューで「字幕改変」か 大学教授が指摘
    hharunaga
    hharunaga 2022/04/18
    「直訳すると『私たちの勝利を願います。勝利を。ウクライナに栄光あれ』と話しています。…平和云々は語っていない」 ←これはひどい。そもそも1人や2人の発言をニュースとして取り上げるのがおかしいのだが。
  • ルノワールの描く女|PR誌「ちくま」特別寄稿エッセイ|丹治 匠|webちくま

    ルノワールといえば、日では喫茶店の名前にもなっているくらいで、大人でも子供でも、教科書とかカレンダーとかいろんな形で彼の絵を見たことがあるだろう。僕自身は高校時代に父の持っていた画集で暖色と寒色を織り交ぜてキャンバス上に置いていくようなその筆致を見て、初めて絵の美しさの原理を理解したと思って喜んだし、絵画を志すようになるとそれを一生懸命に模倣しようとしたものだ。そういうわけで僕は彼の絵にとても親密さを感じているのだが、しかし絵描きやアート仲間の間でルノワールが好きだと言うと怪訝な顔をされるくらい評価は低いのだった。大抵の場合ルノワールは貶められて語られ、僕はそれに抵抗して彼の絵を擁護した。彼らからするとルノワールの絵は「あまい」ということらしい。確かにそれも分かる。モネやドガやセザンヌの方がどこかもっと崇高さや気品を感じる。しかし僕はずっと何かもっと別の魅力をルノワールの絵に感じていて、

    ルノワールの描く女|PR誌「ちくま」特別寄稿エッセイ|丹治 匠|webちくま
  • 【書評】『ソクラテスと若者たち』-週刊読書人

    時を超えたソクラテス裁判の再審理 森一郎 / 東北大学教授・哲学・倫理学 週刊読書2022年4月15日号 ソクラテスと若者たち 彼らは堕落させられたか? 著 者:三嶋輝夫 出版社:春秋社 ISBN13:978-4-393-32233-8 ソクラテスは謎の人物である。プラトンの師として西洋哲学の祖に祀り上げられてきた一方で、ギリシア文化の破壊者という令名を轟かせてきた。プラトンの対話篇でも、徳の追求を市民に説く啓蒙の実践者という表向きとは別に、徳の追求可能性を吟味するあまりその不可能性を露呈させてしまうニヒリスト的暗部を覗かせている。 書は、この西洋哲学史上の闇に挑んでいる。著者三嶋は、プラトン対話篇の数々の翻訳でも知られるソクラテス研究の第一人者である。とくに書と関係の深い訳業は、『アルキビアデス クレイトポン』(講談社学術文庫、二〇一七年)で、そのコメンタリーという性格を併せ持つ。

    【書評】『ソクラテスと若者たち』-週刊読書人
    hharunaga
    hharunaga 2022/04/18
    「ソクラテスは、エロスの怪物としての底知れなさを備えている。しかも、ここには重大な問題が横たわっている。哲学と政治との緊張関係である」。評:森一郎。著:三嶋輝夫、春秋社。