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2023年1月22日のブックマーク (2件)

  • <書く人>いつも全力アドバイス 『その悩み、大胸筋で受けとめる 棚橋弘至の人生相談』 プロレスラー・棚橋弘至さん(46) :東京新聞 TOKYO Web

    業さながらの熱量を一冊にぎゅっと閉じ込めた。書はプロレスラーである著者に寄せられた「お悩み相談」をまとめたものだ。「最初は苦戦しましたね。でも、悩みの大小にかかわらず、全て同じ熱量で相談に乗ったつもりです」 見た目に違(たが)わず、どっしりした安心感がある。例えば、LGBTQの元カノが忘れられないと悩む人には「相手の幸せを自分の幸せに」と説く。末期がんで闘病中の人には、一分一秒を「全力で生きる」と提案する。時に優しく語りかけられるような、時に強く背中を押してもらえるようなエールの数々が胸に染みる。

    <書く人>いつも全力アドバイス 『その悩み、大胸筋で受けとめる 棚橋弘至の人生相談』 プロレスラー・棚橋弘至さん(46) :東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2023/01/22
    “心がけているのは、悩みを一度受け止めること。「プロレスの競技性ですかね。技は一回くらわないとダメージの大きさが分からない。悩みも同じだと思うんです」”
  • <書評>『ビートルズ 創造の多面体』高山博 著:東京新聞 TOKYO Web

    解散から既に五十二年、ジョン・レノンの死から四十二年、ジョージ・ハリスンの死からも二十一年がたつというのに、ザ・ビートルズの残した楽曲は未(いま)だに人々の心をとらえて離さない。なぜなのか。彼らの出現は世界の音楽シーンにどんな衝撃を与えたのか。作品のどこが新鮮だったのか。 彼らの楽曲や手法に楽理的な分析を加え、それらの謎を解き明かそうと試みたのが書だ。「ブルーノート」の巧みな使い方、曲の冒頭のインパクト、長調と短調の混在、サビの劇的な転調、コードの低音下降、通奏低音や四度のハモリなどの効果的な使用、英国の伝統音楽トラッドの様々(さまざま)な旋法の導入、クラシックの要素の導入など、独自性が次々に指摘される。巻末には音楽用語の解説や楽曲構造の解説図、コード進行表などが収められて理解を助ける。 ただし、単なる音楽理論のではない。ビートルズが黒人音楽や世界の伝統音楽とどう出会い、どう消化したの

    <書評>『ビートルズ 創造の多面体』高山博 著:東京新聞 TOKYO Web
    hharunaga
    hharunaga 2023/01/22
    “「ブルーノート」の巧みな使い方、曲の冒頭のインパクト、長調と短調の混在、サビの劇的な転調、コードの低音下降、通奏低音や四度のハモリなどの効果的な使用、…など、独自性が次々に指摘される”。評:篠崎弘。