タグ

2023年12月6日のブックマーク (4件)

  • 『エレメンタル 批評文集』(左右社) - 著者:管 啓次郎 - 永江 朗による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    おれは何者でもない、そんな否定から出発し、広大なる風景をかたちづくった詩人フェルナンド・ペソア、英語というパトリアを持ちながら異郷に迷い、イタリア語、フランス語、スペイン語に挑… おれは何者でもない、そんな否定から出発し、 広大なる風景をかたちづくった詩人フェルナンド・ペソア、 英語というパトリアを持ちながら異郷に迷い、 イタリア語、フランス語、スペイン語に挑んだヘミングウェイ、 師匠ジョイスに劣らぬ語学のひとであり、 知られざるメキシコ詩の翻訳者だったサミュエル・ベケット、 現代のシステムのはずれへと歩みつづける稀有なる旅人、写真家津田直、 書くことと読むことにおいて、無数の線をつなぎ、 解きほぐしてゆくレベッカ・ソルニット。 海と島影、山々とマングローブが織りなす小さな海域が響かせる世界文学をいち早く論じ、 文学と翻訳の可能性と自由とを描いてきた詩人・比較文学者・翻訳家、管啓次郎の批評

    『エレメンタル 批評文集』(左右社) - 著者:管 啓次郎 - 永江 朗による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/06
    “読書のよろこびをこんなに簡潔に言い表してくれるなんて。著者は(レベッカ・)ソルニットを「生態学的意識をつねにもちつつ森羅万象を考える人々のひとり」というが著者自身もそう”
  • 吉村知事“親密企業”が維新万博を続々受注している!《「350億円リングを強行」内部資料入手》 | 週刊文春 電子版

    維新・吉村知事らが主導する大阪万博。しかし、会場整備費が当初計画の1.9倍となる2350億円まで膨れ上がるなど、迷走が止まらない。国費負担も急増する中、小誌が万博事業の内実を徹底調査したところ――。 ▶業者が思わず認めた ウラ献金吉村パーティに違法の疑い ▶集客力はUSJの4倍 !?経済効果2兆円の自作自演 ▶関西生コンのドンが直撃に「松井、吉村に頼まれ金を…」 ▶維新最高幹部が実名告白「リングは余計といわれたら余計」 ▶緊急アンケート「万博迷走の戦犯」ワースト3は―― 西日最大級のスケールを誇る宴会場は、熱気で溢れ返っていた。 2019年2月1日、ホテルニューオータニ大阪の「鳳凰の間」。ここで開催されていたのは、吉村洋文氏(現大阪府知事・48)の「大阪市長就任3周年記念パーティ」だ。建築家・安藤忠雄氏との対談が行われ、会場では大阪名物のたこ焼きも振る舞われていた。 3周年記念パーティ(

    吉村知事“親密企業”が維新万博を続々受注している!《「350億円リングを強行」内部資料入手》 | 週刊文春 電子版
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/06
    「業者が思わず認めた ウラ献金吉村パーティに違法の疑い」 ←さすが第2自民党。維新の会と“お友達企業”は以心伝心でw、「身を切る」どころか、大阪万博で私腹を肥やしてるのかな?
  • 学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA

    来年1月24日の発売を予定しておりました書籍『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行を中止いたします。 刊行の告知直後から、多くの方々より書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました。 書は、ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません。 皆様よりいただいたご意見のひとつひとつを真摯に受け止め、編集部としてこのテーマについて知見を積み重ねてまいります。 この度の件につきまして、重ねてお詫び申し上げます。 2023年12月5日 株式会社KADOKAWA 学芸ノンフィクション編集部

    学芸ノンフィクション編集部よりお詫びとお知らせ | KADOKAWA
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/06
    タイトルとキャッチコピーの問題なら修正すればいいし、「議論を深めていく」のであれば反対運動は覚悟して出版すべきだったのに、結局、センセーショナルで売れそう!、と思っただけだったのかな…。
  • ジャン・スタロバンスキー 『モンテーニュは動く』 - sekibang 3.0

    モンテーニュは動く 作者:ジャン スタロバンスキー みすず書房 Amazon 同じ著者がルソーを扱った『透明と障害』は難しくて途中で読むのを諦めたのだが、モンテーニュを扱ったこのは最後まで読み通せた。38歳で隠棲してから死ぬまで『エセー』を書き続けた人物のテクストを、彼が生きた社会(16世紀)やその背景にある思想との関係を絡めながら、人間の主体論的に読み解いた……って感じなんだと思う。 その隠棲生活は、憧れであった観想的生活を営むためであったのに、その生活によって自らを落ち着かす、自らの存在を把握するためであったのに、その観想の成果物のひとつであるテクストを書く、という行為によって、把握する対象である自己が、自我が、揺れ動きまくってしまう、テクストに自分を書き連ね、固定したすぐそばから、そのテクストが自分を動かしてしまう、「モンテーニュは動く」! で、その際限なく動きすぎる自己を相対化

    ジャン・スタロバンスキー 『モンテーニュは動く』 - sekibang 3.0
    hharunaga
    hharunaga 2023/12/06
    “テクストを書く、という行為によって、把握する対象である自己が、自我が、揺れ動きまくってしまう〔…〕。「モンテーニュは動く」! っていうか、「動きすぎてはいけない」!って感じの本なのかも”